2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 文化多様性, 国際理解, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費

2021年度活動報告
本年度の活動内容
活動分野:環境、文化多様性、国際理解、ジェンダー平等、持続可能な生産と消費

本校は、「人間尊重」を活動テーマとして、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、持続可能な社会の担い手に必要な能力の育成を目指し、学習活動を行なってきた。

①「想像してみよう、金沢のミライ ~IMAGINE KANAZAWA 2030~」

金沢市企画調整課より講師を招いて、地域の活性化のために金沢市が行なっている様々な活動やイベントを紹介してもらった。これからの金沢を担う中学生が地域活動に参加することの重要性について理解する機会となった。

②「かわまちづくりを知ろう ~犀川水辺空間の利用促進について~」

金沢市企画調整課より講師を招いて、犀川水辺を利用したイベントやまちづくりについて講演をしてもらった。生徒たちは、身近な河川を利用して地域を活性化させようと努力している姿に感銘を受けていた。

③「多文化共生社会を生きる ~創造力のアンテナを立てよう~」

在日外国人2世の方を講師に招き、実体験を語ってもらった。多文化社会を生きる上で必要な、相手を思いやる創造力の大切さについてきづく機会となった。

④「食の多様性とハラールマップ ~多様性を受け止める環境とは~」

イスラム教徒でも食べられる物(ハラール)を扱うレストランマップ(ハマップ)を作っている学生グループを講師に招いて講演を行なった。「多様性とはどういうことなのか」について、生徒は深く考えることができた。

⑤「Jクラブが地域のためにできること ~社会を変える、スポーツの力~」

地元サッカークラブ「ツエーゲン金沢」のスタッフを講師に招き、スポーツを通じて、地域を活性化する様子を紹介してもらった。

⑥「障害は社会の中にある ~違いを認め合い、生かし合う社会~」

教育系ライターを講師に招き、障害とは何なのかということについて考える講演を行なった。あるのは障害ではなく、得意不得意であること。凸凹を生かし合える社会を作っていることの必要性について考えることができた。

⑦「誰もが自分らしく生きられる社会 ~LGBTqと、いろんな人と、一緒に~」

セクシャルマイノリティを支援するNPO団体の代表の方を講師に招き、多様性を認め合い、差別をなくすために何が必要なのかについて講演を行なった。

⑧「アートで学ぶ地域の課題解決」

KanazaWAZA研究所と市森林再生課の共同事業である「サスティナアートプログラム」に1年生198名が参加し、放置竹林を竹アートとして再生し、環境の持続性について地域に紹介した。
2110SDGsフェスタパネル

来年度の活動計画

来年度の活動計画
今年度は地域で活躍する様々な方々を講師に招き、主にオンラインで講演・ワークショップを行なってきた。今年度築いた地域との絆は、今後の高岡中学校の財産である。来年度も今年度同様に、地域の力を生かして、持続可能な開発に関する価値観、思考力、社会参画意識を身につけさせていきたい。