2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 国際理解

本校は、「国際理解と環境」を活動テーマとし、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して課題解決能力の育成を目標とした。
1 フェアトレード及び国際理解に係わる活動
生徒会を中心とする活動である。国際理解の項目に該当するものとして、LHRを利用してコーヒー豆生産者の生活を体験するワークショップを、各クラスの生徒会所属の生徒の進行で実施した。9月に開催された文化祭での生徒会展でフェアトレード関連の市販のチョコレートを紹介した。また、その一部を校内に常時掲示している。以上の活動よりフェアトレードへの理解を深めることに努めた。
2 節電節水に係わる活動
生徒会活動を中心とする活動である。香川県地球温暖化防止活動推進センター主催の「令和4年度CO2CO2(コツコツ)削減コンテストin香川」に参加し、校内放送等も用いながら節電節水に努めた。また、エネルギーに関する日本企業の取り組みを定期的に掲示し、現在のエネルギー事情についての理解を深め、関心を高めることに努めた。
3 希少淡水魚の保全に関わる活動
本校理学部を中心とする活動である。地元の水族館での希少淡水魚の展示に関わっており、月に1度、出向いて世話等をしている。校内でも同種の淡水魚を飼育しており全校生に紹介している。8月には本校近くの公園で、その公園の愛護会の協力のもと、地域の子対象に水生生物観察学習会を実施した。以上の活動より絶滅危惧種への関心を高めることに努めた。
また、2回以上国際デーを記念することが加盟継続の条件とされているが、本校では、「世界糖尿病デー」、「教育の国際デー」を取りあげ、校内放送で全校生徒に紹介した。

来年度の活動計画

フェアトレードに関しては、生徒会活動等を通じて、全生徒、保護者、地元の方々に理解を深めてもらう。具体的には文化祭での生徒会展やLHRを利用して実施する。
節電節水運動については、「CO2CO2(コツコツ)削減コンテストin香川」に参加し、省エネルギーに対する意識及びエネルギー事情への理解を深める。
希少淡水魚の保存に関わる活動としては、引き続き、 観察学習会等を実施していく予定である。
また、国際理解として今年度は地元の海外支援団体の活動にも参加した。具体的には、募金活動への複数回の参加、募金活動に用いる看板作成等であるが、来年度はこの活動をもっと活発にしていく予定である。