2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 環境, 国際理解, 持続可能な生産と消費

本校は,「国際理解と環境」を活動テーマとし,ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して課題解決能力の育成を目標とした。
① フェアトレードに関わる活動
国際理解の項目に該当するものとして,LHRでコーヒー豆生産者の生活を体験するワークショップを,各クラスの生徒会所属の生徒の進行の元で実施し,フェアトレードの理解に努めた。また、9月に開催された文化祭での生徒会展ではフェアトレード関連の市販のチョコレートを紹介した。また,その一部を校内に常時掲示している。
② 節電節水に関わる活動
香川県地球温暖化防止活動推薦センター主催の「令和3年度CO2CO2(コツコツ)削減コンテストin香川」に参加し,脱炭素に関する掲示をし,生徒に関心を高めることに努めた。
③ 希少淡水魚の保全に関わる活動
本校理学部を中心とする活動で,ニッポンバラタナゴ・カワバタモロコの保全活動に取り組む香川淡水魚研究会主催の水生生物の調査に参加した。また,7月には太田中央公園愛護会の協力のもと,本校近くにある太田中央公園せせらぎ水路で,地域の子どもたち対象にカワバタモロコを含めた水生生物学習会を実施した。校内でも飼育しておりそれら淡水魚を紹介するコーナも設けている。

来年度の活動計画

フェアトレードに関しては,生徒会活動等を通じて,全生徒,保護者,地元の方々に理解を深めてもらう。具体的には文化祭での生徒会展やLHRを利用する。
節電節水運動についてはCO2CO2(コツコツ)削減コンテストin香川に参加し,省エネルギーに対する意識及び実践力を高める。また、脱炭素についての知識を深める。
希少淡水魚の保全に関わる活動としては,引き続き,香川淡水魚研究会主催の水生生物の調査と地域の子どもたち対象に水生生物学習会を実施していく予定である。
他校とのSDGsに関する交流も考えている。