2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 人権, 福祉, 健康, 食育

本校はESDの底流理念に基づき「自ら気づき、考え、よりよく行動する生徒の育成」を学校教育目標とし、生徒の「自主性」に重きを置いている。その育成実践活動の一環として、感染症対策の面からできることは限られたが、地域ボランティア活動を行った。

1.SDGsについて

本校は、SDGsを柱とし、持続可能な開発および持続可能なライフスタイルに力を入れて取り組んだ。生徒会活動の要である執行部と各専門委員会(学習委員会・図書委員会・保健委員会・給食委員会・ボランティア委員会・整美委員会)の年間目標をSDGs宣言とし、1年間で学校の中でSDGsが達成できるよう、毎月の目標もSDGsを意識して計画している。

また、生徒会活動だけでなく、各教室にSDGsのカードを置き、授業の内容がSDFsのどのゴールに関わっているのかを提示することで、学校全体で常にSDGsを意識し、生徒が自分のこととしてとらえ、学びをより深めることができる意識を高めようとした。

 

2.地域でのボランティア活動について

本校では、特に地域連携に重点を置いており、毎週地域の方とお花を生けて飾るボランティアを実施している。生徒が積極的に参加し、地域の方と交流を深める時間を大切にしている。

おもに生徒会が中心となって、様々なボランティア活動を行った。夏には地域の清掃活動を行い、生徒たちが自分たちの住む地域のゴミ拾いを行った。また、冬には、地域のご年配の方々に年賀状を書いて送る、『地域元気発信プロジェクト』という活動を計画し、実行した。全校生徒が絵やメッセージを書き、地域の方々に配付した。年明けには数名の方からお礼の手紙をいただき、全校集会で生徒会役員が読み上げて全校生徒に伝えた。生徒自らが企画することで、意欲的にボランティア活動に意欲的に取り組むことができた。また、ボランティアを通して地域の方々との交流を大切にすることで、学校とと地域の連携をさらにすすめることができた。

 

3.学校内でのボランティア活動について

本校では、毎年ペットボトルキャップの回収を行っている。今年は約3万個のペットボトルキャップが集まり、文化祭でペットボトルキャップアートを作成して展示した。その際に、ペットボトルキャップがワクチン代になることなど、キャップの使われ方を記載したポスターも一緒に展示することで、意識を高めた。

その他、書き損じハガキや未使用の切手も回収し、ユネスコに寄付する予定である。

来年度の活動計画

今後の活動について

1.生徒会活動とSDGsの連携

・新生徒会発足と同時に、新たなSDGs宣言をかかげて活動を行う。

・太華中学校としてのSDGs宣言を掲げる。

 

2.ボランティア活動

・生徒会役員中心に、新たなボランティアの企画と運営。

・ユネスコ協会の活動(平和の鐘を鳴らそう、など)への積極的な参加の呼びかけ

・地域の方とのお花生けボランティアの継続。

・ペットボトルキャップと書き損じはがき、切手の回収の継続。