2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費

当校は、「未来を切り開く諏訪中生 意欲/共生/健康」を学校教育の基本理念として、ESDを人との関わりを通して生きる力を確立させるための手段と捉え、ESDの取組を通して、思いやりの心や社会性、表現力の育成を目指した。

○ 第1学年
SDGsの17の目標のうち、「13 気候変動に具体的な対策を」、「15陸の豊かさもまもろう」を中心として理解を深めた。近隣の動物園に行って調査を行い、生物多様性の価値や生態系の保全等について考えた。模造紙やプレゼンテーションソフトを用いたまとめの活動を通して、思考力や表現力を高め、仲間と協力する態度を養った。

○ 第2学年
国際理解教育の観点から、「自分たちが住む日本の文化を知る」という視点で調べ学習を行った。自分たちが暮らす日本の「首都」東京の新旧の文化や施設について理解を深めた。様々な視点から、自分達が生活する地域について考え、自分を取り巻く環境や様々な立場に目を向け、多様な考え方・価値観を理解することができた。

○ 第3学年
毎年農業体験でお世話になっている東北地方の方々にメッセージを送った。社会全体で協力し合うことの大切さ、ひとりひとりの責任ある行動の必要性を学んだ。

これらの活動を通して、多様な文化や価値観について学ばせると共に、自国の文化や自身のことについて伝える活動を通し、コミュニケーション能力を高めることができた。

来年度の活動計画

○1年
・国際理解について学び、考えを深める【調べ学習】(15時間)
・社会福祉について学び考え、実践する【福祉体験】(20時間)
・探求したことを、より効果的に伝えることで、課題解決の能力を身に付ける(15時間)

○2年

・国際理解や日本文化について学び、考えを深める【校外学習での体験学習】 (20時間)
・職業や仕事について学び考え、実践する【職場体験】(30時間)
・探求したことを、より効果的に表現することで、課題解決の能力を身に付ける(20時間)

○3年
・日本文化や歴史的な遺産について学び考える【修学旅行での体験学習】 (30時間)
・国際理解について学び、考えを深める【外国人との交流】(20時間)
・探求したことを、より効果的に伝えることで、課題解決の能力を身に付ける(20時間)