• きたきゅうしゅうしりつすがおしょうがっこう
  • 北九州市立すがお小学校

  • Kitakyushu Municipal Sugao Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒803-0264 福岡県北九州市小倉南区山本393−6
電話番号 093-451-1002
ホームページ http://www.kita9.ed.jp/sugao-e/
加盟年 2013

2021年度活動報告

活動分野

環境, 持続可能な生産と消費

校区を流れる紫川の自然環境を守るために、放置竹林の減少に向けて自分達にできることを考えた。第5学年「つなげよう、わたしたちの紫川」の学習や、昨年度の6年生が発行したリーフレットから課題を設定した。竹パウダーのよさを調べるため、GTやスクールヘルパーに質問したり、本やインターネットで調べたりして、わかったことや考えたことを整理し、竹パウダーの活用方法や効果について詳しく調べた。学習が進んでいく中で、子ども達は、たくさんの人に竹のよさを知ってもらい、使ってもらいたいという思いを抱くようになった。

竹のよさを伝えるために、「竹パウダー」「竹細工」「いかだ」の3つのグループに分かれて、必要な情報を収集した。具体的には、「竹パウダー」グループでは、実際に野菜や花を育てる体験を通して竹パウダーの効果を探究する活動を行い、竹パウダー活用の効果を科学的に実証した。「竹細工」グループでは、竹細工の体験活動を行い、材料である竹の特性を味わい、金属等にはない竹のよさを感じることができた。「いかだ」グループでは、竹を使っていかだを作る活動を通して、竹の特性を知ることができた。各グループで調べた竹の特性を整理・分析して地域の人に伝えたい竹のよさについてまとめた。

そして、地域の人達に「放置竹林をへらさなければ」「竹は宝だ」とたくさんの人に思ってもらえるような伝え方を考えていった。

様々な探究活動の中で、多くの方々と触れ合い、里山や竹、紫川について、より深く学ぶことができた。学習を通して、田や畑が広がる地域へ、より愛着が沸き、シビックプライドの醸成に大いに効果があったと考える。

来年度の活動計画

来年度も、今年度同様、子ども達の興味・関心をもとに活動を行い、探究的な見方・考え方を働かせ課題解決をしていく活動を持続して行う。これまでの学習経験や収集した情報をもとに竹パウダーの効果を、さらに明らかにするための実験方法について考えるなど、論理的に思考する場面を多く設定し、スタートからゴールまでを効率よく行動する大切さやよさについて実感させる。また、放置竹林の解決策を探る活動についても継続する。

今年度、地域の人に竹パウダーのよさを広めるための活動を進めるにあたり、実際に放置竹林の竹から竹パウダーを作られている地元の団体「森人未來ノ研究所」の方をGTとして招き、竹パウダーを使って野菜を育てること等を詳しく教えていただいた。今後も、「森人未來ノ研究所」と連携して、子ども達に達成感を味わわせることができる活動を探ってい

過去の活動報告