2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 貧困

SDGs実行委員会

4月にSDGs実行委員会の募集を呼びかけ、17名の生徒の参加応募があった。ミッションとしては、SDGs実行委員会の活動を全校生徒へ広げ校内のSDGs活動に定着させる、というものである。不定期に委員会を開き、「海岸清掃活動」、「コンポスト」、「JICAに関する活動」、「ランドセルリサイクル」のチームを作った。

9月に実施される「ヨゼフ祭」にて、それぞれの活動の成果報告を行った。「JICAに関する活動」については、募金活動からJICA派遣員の「海岸清掃活動」については、その後も活動を続けており、隔月のペースで阿漕浦海岸の清掃活動を「アイリス三重」の方と協働で実施している。

ウクライナ人道支援募金

5月24日~27日の期間、津駅前で「ウクライナとロシアの平和を願う取り組み」として街頭募金活動を行った。4月26日から校内で募金を行う有志の生徒を募集した。また、クラス内でも募金活動を行ったり、オープンスペースのホワイトボードに平和への寄せ書きを自由に書いてもらうような企画も行ったりと、生徒へウクライナとロシアの国際紛争に関心を寄せる機会も作った。企画等はすべて学園会が中心となって行った。

募金活動には47名の生徒が参加した。また、3日間の街頭募金は合計139,801円、校内のクラス募金は33,834円、本校へのご寄付等が15,000円、合計188,635円となり、すべてカリタスジャパンへ寄付させていただいた。

この紛争が1年を超えていることから、平和のための募金活動を3月中旬に再度実施する計画である。

ウォーカソン

11月5日に実施したウォーカソンは、全校生徒対象のボランティアである。例年、学園全体で行っており、10km歩くことでウォーカー(ウォーカソンで歩く人)が支援者(ウォーカーが歩く代わりに募金をお願いする人)から募金を集める寄付活動である。今年度で37回目を迎える。国際協力に対する理解を深め世界中の子供たちの教育支援を行うことを目的としている。

ウォーカソンを実施する準備段階では、学園会が協賛企業へウォーカソンのプレゼンテーションを行ったり、近隣の百貨店へウォーカソンのポスター展示を行ったりと広報的な活動に勤しんだ。また、ウォーカソン講演会を通して、全校生徒にウォーカソンを行う意義や寄付先がどのような活動を行っているか紹介することで、共感をもって行事に参加できる機会も設けた。

今回のウォーカソンでは、生徒338名、教員47名、協賛企業等からも32名の一般参加があった。その結果、寄付金額は1,555,765円となり、その金額を「シエラネオネ」、「フィリピン」、「国境なき医師団」、「シロアムの園」へそれぞれ送金させていただいた。

 

来年度の活動計画

5月  あしなが学生募金

6月  緑化活動(環境美化活動)

10月 ウォーカソン

11月 緑化活動(環境美化活動)

12月 NHK歳末たすけあい募金、クリスマス募金

通年  ゴミ分別とリサイクル活動、子ども食堂ボランティア