2020年度活動報告
本年度の活動内容
環境, 国際理解, 平和
①環境にかかわる活動
地域にある日本平動物園の協力を得て、象の糞団子を利用してのはがき作り、動物園からたい肥をもらい畑にまいて育てたサツマイモを象にプレゼントしたり、動物園の方が出向いて下さり動物の特色について説明していただく出張講和など、動物園が企画する活動を教育活動に取り入れた。はがき作りでは、去年も行ってきたことを見ていた子ども達「~やるんだよね」「次は~だよね」と自分たちで進めたり、友達に教えてくれたりする姿がたくさん見られた。毎年続けることで定着してきていることを感じた。
②地域とのつながりにかかわる活動
例年行っていたお茶摘みやタケノコ堀りも、新型コロナウイルス感染症拡大のため登園自粛となりできなかったが、5年前から行っている竹粉を使ってのたい肥作りは継続できた。登園後身支度を整えるとバケツに入った竹粉をかき混ぜることが日課となり、変化していく様子を楽しみながら、主体的に自分たちでたい肥作りを進められるようになっていった。作ったたい肥を畑に入れ栽培活動を行う。自分たちで作ったたい肥ということもあって、栽培物に対する興味関心も高まり、毎日、水かけや栽培物の生長を確かめていた。栽培物もよく育ち、クッキングを行うと自分たちで育てた野菜とあって喜んで食べていた。
③国際理解かかわる活動
静岡市の国際理解講座を利用し、外国の文化や自然、遊びについて知り親しみを持った。毎月行っている誕生会の際に、世界中には飢餓に苦しんでいる子ども達がいることを”命のメジャー”や視聴覚教材を使って伝え、食品ロスや国際平和について考える機会としていった。
来年度の活動計画
1 主体的な学びを追及する
地域の自然環境・地域の教育力を活かした教育・保育
2 教育課程への位置づけ
教育課程の実践
3 全体的な計画への位置づけ
ESDカレンダー作成・実践
・動物園とのつながり
・エコ活動
・地域とのつながり
・国際理解
4 ESD教育を踏まえた研究保育