2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解

本校は「豊かな心と確かな学力を持ち、たくましく共に生きる白井っ子の育成~チャレンジする子~」を学校教育目標とし、ESDの実践を通して地区の人々が育んできた自然と伝統を受け継いでいくとともに、世界に目を向けて、異なる文化や習慣を持った人々を共に生きていく資質や能力を育てたいと考え、研究主題「豊かな心を持ち、たくましく生きる白井っ子の育成~知ろう!話そう!白井のこと、世界のこと~」を設定した。

具体的には、国際理解学習を中心に世界遺産や地域の文化財等に関する学習活動などを設定した。①国際理解に関する学習、②地域特色を生かした学習、③児童会を中心とした活動を行った。

① 国際理解に関する学習 -ネパールについて知ろう-

千葉市ユネスコ協会の協力で、ハテマロ会の方やネパールの方をお招きして全校でネパールについての映画を鑑賞し、また、生活の様子や自然についてもプレゼンテーションをしていただいた。

事前にネパールの国土や料理、世界遺産についてのワークシートを配付し、5・6年生は、社会科の時間に日本とネパールとのかかわりを学習するなど。それぞれの学年の児童の実態に応じた取組みを行った。

② 地域の特色を生かした学習 -どんど焼き-

 どんど焼きは、子供たちの無病息災を祈り正月飾りなどを焚きあげる行事である。地域の方々が事前に木の枝や竹を切って準備をしてくださり、前日に6年生とともにやぐらを組む。当日児童は書初めやならせ餅を持参し、地域の方々とともにどんど焼きに参加する。

③ 児童会を中心とした活動 -書き損じハガキ回収-

児童会の活動として、各学級に書き損じハガキ回収BOXを設置して回収を行っている。校内放送でどのように使われているのかを知らせ、協力を呼びかけている。集まった書き損じハガキは千葉ユネスコ協会に児童が手渡ししている。

来年度の活動計画

今年度と同じく、世界と自分の住んでいる日本(白井)の違いについてそれぞれ理解を深めていくこととする。

具体的には、国際交流として外国人の方を学校に招いて習慣や文化についてなど様々な話を聞かせていただくことを予定している。また、5年生で取り組んだ自然遺産の学習を総合的な学習の年間予定に位置づけ、世界遺産や地域の文化財等に関する学習を推進していくつもりである。

自分の住んでいる日本(白井)の地域の特色を生かした学習や、書き損じハガキの回収など児童会を中心とした活動も続けていく予定である。