2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 平和, 人権, 福祉, 健康

本校中学部では重点目標の一つとして、「身近な人と一緒に活動しようとする態度を育てる」を設定し、目標達成のための手だてとして、「花づくりの活動で、自分の役割を意識した活動を行い、生活環境を豊かにする」「ひととともに活動するよさを感じることができるように、地域の方や附中生との交流活動や太鼓の演奏活動を計画的に行う」を位置付けている。

高等部では重点目標として、「ともに活動する人と一緒に生活を楽しもうとする心情を育てる」「今と将来の生活を見据え、社会の一員として自らかかわりを持とうとする意欲や態度を育てる」を設定し、目標達成の手だてとして、「ひとに思いを寄せながら製品の製作や販売、広報活動などを行い、願い(目標)の実現に向けてやり遂げる作業単元学習を行う」を位置付けている。

 

花づくりの活動を通した地域との交流(中学部)

中学部では、校内の花壇だけでなく、地域の花壇での花づくりの活動を行っている。そこで、地域の方々から声を掛けていただいたり、公園でゲートボールなどの活動を行っている方々と触れ合ったりし、自然な交流を継続して行った。

行事や生活単元学習を通した地域との交流(中学部)

新入生を迎える会、卒業生を送る会の他、生活単元学習「あさひの音楽ステージをひらいてみんなで楽しもう」では、地域の方々や附中生を招待して、自分たちの発表を見ていただいたり、太鼓の演奏を一緒にしていただいたりして、ともに活動を楽しむことができた。

 

作業単元学習を通した地域との交流(高等部)

高等部には陶芸班・木工班・手工芸班の三つの作業班があるが、そのうちの陶芸班では、地域の公民館の方々と陶芸作品作りを行った。また、木工班・手工芸班の製作の様子も併せて見ていただいた。

陶芸班の生徒にとっては、自分たちが日々取り組んでいる活動を基にした交流であるため、自分たちが教える側になって地域の方々と交流する貴重な機会となった。

来年度の活動計画

花づくりの活動を通した地域との交流・行事や生活単元学習を通した地域との交流(中学部)

平成30年度に実施した交流を継続していきたい。また、地域の方々とのより日常的な交流が実現できるような工夫もしていきたい。太鼓演奏は、毎週木曜日の音楽の時間に位置付けているため、音楽の時間での交流も検討したい。

 

作業単元学習を通した地域との交流(高等部)

地域の公民館活動との連携を継続していきたい。陶芸班での陶芸作品作りを今年度も実施するほか、その他の作業班での実施なども公民館のニーズも踏まえ、検討していきたい。