2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境

本校は「夢にむかって ともに学びあう学校」という学校教育目標に向けて、すすんで勉強する子、自分からあいさつのできる子、仲よくたすけあう子、じょうぶな子の育成を目指している。
2018年度より、さいたま市立小学校は教育課程特例校としてグローバル・スタディ(英会話)を行うことになり、総合的な学習の時間が年間35時間となった。そのうち、18時間はさいたま市立小学校共通の人間関係プログラム(グループエンカウンター)に充てられるため、環境教育は年間17時間の中で実施している。
今年度より、総合的な学習の時間の年間指導計画を見直し、3、4年生が2年連続でサクラソウ、5、6年生が2年連続で関東タンポポを教材として学習を進めることにした。しかし、1年間を通して新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外部講師を招いての学習も予定通りに実施できず、また、社会科見学も中止となってしまった。
特色のある活動としては、新型コロナウイルスの感染が落ち着いていた9月に4年生が「田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会」の方から、サクラソウについてお話を聞いたことがあげられる。田島ヶ原の自生地は国の特別天然記念物に指定されており、本校から歩いていける場所にある。「田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会」の方には、毎年、お世話になっており、以前、芽分けをして、本校にいただいた日本サクラソウの栽培についても、ご指導をいただいていたが、残念ながら、昨年度、枯れてしまい、今年度も活動が中断したままとなってしまった。

来年度の活動計画

Withコロナの中、総合的な学習の時間が縮小されたことも重なり、これまで取り組んできたサクラソウと関東タンポポの学習を十分に継続することができていない実態がある。
今後は、SDGsの目標17の目標と関連させた総合的な学習の時間の年間指導計画の見直しが必要である。
来年度は、総合的な学習の時間や環境教育だけでなく、特別の教科道徳や人権教育もとりいれたユネスコスクールとして活動していきたい。