2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境

本校は「夢にむかって ともに学びあう学校」という学校教育目標に向けて、すすんで勉強する子、自分からあいさつのできる子、仲よくたすけあう子、じょうぶな子の育成を目指している。

昨年度より、さいたま市立小学校は教育課程特例校としてグローバル・スタディ(英会話)を行うことになり、総合的な学習の時間が年間35時間となった。そのうち、18時間はさいたま市立小学校共通の人間関係プログラム(グループエンカウンター)に充てられるため、本校で取り組んできた環境教育は年間17時間の中で実施することになった。

これまで、本校は3年生がカブト虫、4年生がサクラソウ、5年生が黒メダカ、6年生が関東タンポポを教材として学習を進めていたが、総合的な学習の時間の時数が縮小されたこともあり、また、今年度は12月から新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3学期に予定されていた活動ができなかったこともあって、計画していた活動が十分にできない一年間となった。

特色のある活動としては、4年生が「田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会」の方から、サクラソウについてお話を聞いたことがあげられる。田島ヶ原の自生地は国の特別天然記念物に指定されており、本校から歩いていける場所にある。「田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会」の方には、毎年、お世話になっており、以前、芽分けをして、本校にいただいた日本サクラソウの栽培についても、ご指導をいただいていたが、残念ながら、今年度、新型コロナウイルスの流行もあり、活動が中断してしまった。

来年度の活動計画

本校の環境教育に取り組む総合的な学習の時間が年間17時間であること、また、昨年度からの学習の取組状況から、来年度は3、4年生が2年連続してサクラソウ、5、6年生が2年連続して関東タンポポを教材として学習を進めたいと考えている。