2022年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 海洋, 環境, 食育
※羅臼町立知床未来幼稚園は、羅臼町立羅臼幼稚園と羅臼町立春松幼稚園が統合し、令和8年度に開園しました。
(旧)羅臼町立羅臼幼稚園
本園は、世界自然遺産である羅臼町の知床の山と海に囲まれた自然の中にある幼稚園である。
幼児が身近な自然の中で、気付きや発見を楽しみ、不思議がったり、面白がったりしながら自分の考えを考えを表現できるよう、活動に取り組んできた。
①自然と触れ合うことを通して、その美しさや不思議さ、力強さを感じ取り、大切にする心を育てる。
・四季を通じて同じ場所を何度も訪れることで、自然の変化に気付いたり、楽しんだり、不思議さ、美しさなど五感で感じ たり、感じたことを言葉で伝え合う姿が増えた。

②身近な動植物に関心をもち、生命の尊さに気付き、自然を大切にする心を育てる。
~クマ学習~
・クマと共存していく中でゴミを町中に捨てるとクマが町中に降りてきて、落ちているゴミを食べ、一度覚えた味は忘れないという話を聞き、散歩中にゴミを見つけると拾ったり、自分達にできることはないかと考える姿もあった。また、知床財団の方に「みんなはすごくいい所、羅臼に住んでいるだよ」という話をしてもらい、自分達の住んでいる町が素晴らしいということを感じていた。

③地域の人々と交流し、地域の産業や自然に興味や関心をもつ。
~市場見学・ホッケのすり身作り~
・市場や海鮮工房の見学で、羅臼の海で獲れる豊富な魚やどうしておいしい魚が獲れるのか、そこで働く人達について学んだ。羅臼の海の大切さや海を守るという気持ちが生まれたり、給食で魚のメニューが出ると市場で学んだことを思い返し、羅臼の海で獲れる魚が1番美味しいと自分達の住んでいる羅臼町に愛着を感じることができた。

④ふるさとの自然や社会のすばらしさを知り、愛する心を育てる。
・散歩活動やビジターセンターなどの地域の施設を訪れることで、自分達の住んでいる町の自然に興味をもったり、地域の方との交流から、地域の人に見守られていると安心感をもったり、人と関わる素晴らしさを感じることができた。
(旧)羅臼町立春松幼稚園
本園は、知床自然遺産である羅臼町の自然の中にある幼稚園である。毎日元気に過ごす幼児が普段当たり前のようにある自然やその他の地域の環境が他にはない素晴らしい物だということに気付き、友達や教師、保護者と共感しながら幼児教育の充実を図ることを目指していった。
①自然に触れ体感する活動
・四季を通じて園舎の裏山、近くの海で自然環境の素晴らしさを五感で感じながら活動することができた。


・園周辺で採った野草を自分たちで調理して食べたり,5歳児が育てた野菜を3,4歳児へ調理してふるまう経験ができた。また,羅臼の海で捕れる旬の魚を知ってほしい。そして食べてもらいたいと,食材の提供があり食育活動が充実した。(トキシラズ,昆布,ホッケ等)

➁地域産業、羅臼の素晴らしさを知る活動
地域の産業(漁業,酪農)に関わる施設や自然に関する施設を見学し,学びの機会を設けることができた。

➂ 海洋教育の取組
・講師を招いてゴミ分別を実施した際には,ゴミの分別の大切さ,ごみを減らすにはどうしていくかなどを考えるきっかけとなった。他にも昆布場を見学し,体験の幅を広げていった。

来年度の活動計画
(旧)羅臼町立羅臼幼稚園
・今年度同様、身近な環境(人・自然)に触れながら、様々な体験や発見を通して羅臼の良さに気付き、自然を大切にしようとする気持ちが育つような活動を計画していく。
・クマは「怖い」というイメージは強いが、興味をもっているので、共存に向けての振り返り等の工夫やクマ学習でクマのことを知るだけではなく、地域の人との関わりも深めていけるようにしていく。
(旧)羅臼町立春松幼稚園
・クマ学習は学年ごとに参加する活動を変えることで,より興味をもって参加できるようにしていく。クマは「怖い」というイメージは強いが、興味をもつ姿はあるので、もっと共存に向けての振り返り等の工夫をしていく。
・いくつか地域の産業や自然を知ることができる施設を訪問し,学びにつなげることができたが,感染症流行の為,思うように計画が進まないこともあったので,工夫しながら来年度も実施できるよう計画していく。



