2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 国際理解, 人権, 健康, 貧困

追手門学院中高等学校は、ユネスコ国際研究部が中心となって、校内にボランティア活動やSDGsを広げる活動を通して社会貢献活動をはじめ「よりよい社会創り」に寄与すべく活動している。
今年度は、例年連携をとっている茨木市社会福祉協議会、西河原多世代交流センター、茨木市教育委員会とのコラボ企画もお預けとなっている中で以下の3活動を展開した。
①茨木市国際親善都市協会の主催する国際交流の集い
1月にSDGsを広めるためのブースを出展し、茨木市在住の海外出身の方々や国際交流に関心のある方々にSDGsに触れてもらう企画をした。
②インドとのアートマイルプロジェクト
9月ごろから、追手門学院中学校1年生がインドの中学生と一緒にwithコロナ、postコロナにおいて、より良い世界創りのために話し合い、そこで出たアイデアを壁画にして世界に発信する取り組みに参加している。ユネスコ国際研究部は、事前学習を担当し、中学生にゲームなどのアクティビティを通じてSDGsについて知ってもらうという企画を実施した。
③文化祭での常設展示
今年の文化祭は例年のようにワークショップ形式の出店はできなかったが、各部員がポイ捨てやマイクロプラスチックなどの日本、そして世界の社会問題を取り上げてプレゼンを作り、録画したものを常設展示として上映した。

オンラインを活用することで、海外や国内の他の学校とつながれることがわかったので、次年度もwith COVIDにおいてもできる活動を模索していきたい。

来年度の活動計画

 

次年度は引き続き、アートマイルプロジェクトに参加し、with COVID、もしくはpost COVIDの世界にあり方について他国の同世代と考える機会としたい。また、今年度のアートマイルでつながったインドのChrist Nagar Higher Secondary Schoolとは引き続き交流を持ち、まずはScience Dayの行事にオンライン参加することで、ESD×サイエンスという観点での学びを深める機会としたい。

また、今年度より開始したマレーシア・テイラーズ大学との提携にからめて、マレーシア研修を実施、さらに今年度COVID関連で途中で打ち切りになってしまったが、UNESCO Networkを通じてつながったマレーシアのSMK Agama Kota Kinabaluともオンライン交流を再開し、文化多様性についての学びの機会を創出したい。