• おうてもんがくいんしょうがっこう
  • 追手門学院小学校〔キャンディデート校〕

  • Otemon Gakuin Elementary School
  • 種別, 地区
  • 主な活動分野文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

所在地 〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-20
電話番号 06-6942-2231
ホームページ https://www.otemon-e.ed.jp/
加盟年 -

2023年度活動報告

活動分野

環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, ジェンダー平等, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

2022年12月~2023年7月:チャレンジ期間、2023年8月~:キャンディデート校

本校は、「社会有為の人材の育成」を教育理念に、「敬愛・剛毅・上智」を3つの教育目標を掲げている。国際的に活動する指導的人材を育成するため、ESDの実践を通して、挑戦する力・探究する力・表現する力の育成を目指している。

校内外での取り組みを通じ、学びの4本柱につなげるべく、今年度は大きく分けて4つの活動を行った。

➀国際交流‐世界の人と共に生きる

・ オンライン交流その1  自己表現や相手に伝える力を伸ばし、国際感覚を育てるため、本校1年~3年の各クラスで、オーストラリアの姉妹校との交流会を6月と2月にそれぞれ実施。

・ 対面交流  コロナ禍明けの4年ぶりの対面交流を両校で協議し復活させた。4年~6年児童が7月に訪問、9月に来校の対面交流を行った。

オンライン交流と併せて数度の交流機会を持つことで、より身近に世界にいる友人を感じ、世界の人と共に生きる感覚を養うことができた。

・ 国際デー(国際平和デー)を共に祝う  オーストラリアの姉妹校が9月に来校・歓迎式典において、平和の尊さ、交流できる喜びを分かち合うため、9月21日の国際平和デーを共に祝った。

・ オンライン交流その2  ハワイの姉妹校ともコロナ禍明けの対面交流を復活。11月に来校の際、本校の文化祭(音楽発表)を本校児童と一緒に鑑賞。来校に合わせて、SDGsに関するアートマイル作品の交換を実施。両校児童作品を文化祭で展示した。

・ 国際デー(国際防災の日)を祝う  ハワイ来校に合わせ、8月ハワイ島山火事火災について学ぶ時間を9月に取り、また、10月13日の国際防災の日に関する紹介をした。

・ 「世界寺子屋運動 書きそんじハガキ・キャンペーン2024」  日本ユネスコ協会連盟を通じ、アジア発展途上にある国々への支援活動を行う。

➁伝統文化と共に生きる

・ 「NIPPON再発見プロジェクト」  将来海外での活躍を考えれば、わが国のことも当然知っておく必要があることから、日本の伝統文化体験をする校外学習を実施。

写経体験(薬師寺)・座禅体験(大徳寺大仙院)・水墨画体験(京都北山)・枯山水庭園鑑賞(曼殊院門跡・詩仙堂)・能楽体験(大槻能楽堂)・おくどさん体験(柳生)・紙漉き体験(田原)等

③地元地域・企業・社会と共に生きる

・ 「大阪城活動」  大阪城公園をフィールドに、縦割り学年編成した上級生が下級生を引率・協力しながら半日かけて班活動(ポイントラリー)を行う。協調性や自主性を育て、リーダーシップとフォロワーシップの養成するための活動を行った。

・ 「義足体験授業」  パラ陸上走り幅跳びの選手を招待し、多様性への理解を深め、共生社会実現に向けての意識向上を図った。

・ 「大野カントリースクール」  福井県大野市を舞台に、自然とのふれあい・体験を通じて豊かな情操を育てる。地元NPO法人と連携した取り組み。

・ 「しめ縄づくり体験」  しめ縄づくりワークショップの主催者とその取り組みに協賛する企業社員の人々と共に、1年と4年が協働して、しめ縄づくりの体験を行った。

④他校と共に生きる

・ 難民支援のための子ども服集めに取り組む関西学院千里国際中高等学校SDGs for Childrenクラブ生徒(本校卒業生を含む)と一緒に、校内にて、要らなくなった子ども服を集める活動を行った。集められた服がどのように活用されたかを後日児童に紹介する機会を持った。

⑤その他

・ 2023年大阪・関西ユネスコスクールネットワーク総会への参加を通じて、各校での取り組み事例を知り、今後の活動の参考にした。

・ 第3回ユネスコスクールオンライン意見交換会への参加を通じて、加盟校・キャンディデート校の抱える悩みや相談事の意見交換を行った。

来年度の活動計画

2024年度も、教育理念と教育目標に沿いつつ、ESDの視点から教育活動をとらえることで、持続可能な社会づくりの実現する人材を育てる学校としての教育を展開していきたいと考える。特に国際教育をESD教育の中核に据えていく。

 

1.「地球市民及び平和と非暴力の文化」に基づく活動

仲間同士の協力・助け合うことの大切さを学ぶ活動を展開していく。教育目標「敬愛」に照らし合わせた学習・行事の実施。

2.「持続可能な開発及び持続可能なライフスタイル」に基づく活動

SDGsの日常化とThink globally, Act locally-ESDの視点を取り入れた活動。教育目標「上智」に照らし合わせた学習・行事の実施。

3.「異文化学習及び文化の多様性と文化遺産の尊重」に基づく活動

姉妹校とのオンライン並びに対面交流を組み合わせた行事の実施。

日本の伝統文化を体験する学習・行事の実施。

過去の活動報告