2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 減災・防災, 世界遺産・地域の文化財等, 健康, 食育

研究主題「SDGsの達成に向けた学校教育の取組 カリキュラムマネジメントの工夫と主体的・対話的で深い学びの実践」とし、研究発表を行いました。 

本校の特徴は、ユネスコスクールであり、文部科学省委託事業「ESDの深化による地域のSDGs推進事業」と言われるサステイナブルスクールです。 

平成2930年度 東京都教育委員会 持続可能な社会づくりに向けた教育推進校で、ユネスコスクールに加盟した時から、持続可能な社会のための教育「ESD」を推進してまいりました。

ESDをより一層推進することで、SDGsの達成に直接・間接につながる、と、考えています。新学習指導要領では、育成を目指す資質・能力の3つの柱を立てています。授業改善として、思考力・判断力・表現力の3つの分科会に分かれ、授業やさまざまな活動の中から、この力を学びの中にどう生かすことができるか、ということを追究しました。生徒は世界の状況を知り、自分の考えと他者の考えとの協働作業の中で、課題解決のためには、個々が判断する力を養うことの必要性を感じています。

また、SDGsカレンダーを作成することで、カリキュラム・マネジメントに取り組み、小中連携したSDGsカレンダーも作成できました。
ESDを評価するための指標となる本校独自のESDルーブリックを使い、生徒の変容と教師の振り返りに役立てています。

来年度の活動計画

ESDの推進はもとより、SDGsカレンダーの精査とともに、小中連携で作成した時系列を考慮したSDGsカレンダーについてもさらに精査していきたい。また、ESDルーブリックを使った生徒の変容についても考察し、授業改善に取り組む。