2019年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 持続可能な生産と消費
本校は、平成23年(2011)1月にユネスコスクールに加盟をした。
その2カ月後、東日本大震災が発生したことを受け、地域、大田区と連携し、区の防災モデル校として「防災教育」に取り組んだ。
更に敷地内に防空壕が発見されたことを受け、六中平和の日の制定、毎年の平和を考える会の実施、平和の歌の作成等、ユネスコ憲章の具現化を図る「平和学習」を行ってきた。
また、国際ユース作文への参加、難民支援としての古着の送付や後進国の子どもへの絵本の送付、紛争地帯の地雷除去活動への支援等、「国際理解教育」にも取り組んできた。また、そのような活動が認められ、毎年多くの国と地域よりの視察を受け入れ、生徒との交流を図っている。
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そして、隣接する洗足池のホタルを復活、自生させるプロジェクトを洗足風致協会との連携で行う等、豊かな自然に恵まれた地域性を生かし、「環境教育」にも取り組んでいる。
以上のような地域と連携した特色ある教育活動に取り組むとともに、平成26年(2014)以降はホールスクールとして教科指導との関連を図る実践研究へと拡大していった。
教科を通したアプローチ方法の工夫として、平成26、27、28年度は「授業改善とESDの推進」、その後、国連での「2015国連持続可能な開発目標(以下、SDGs)」の発表を受け平成29、30年度(2017・2018)東京都教育委員会持続可能な社会づくりに向けた教育推進として研究実践を継続してきた。
今年度は、国立教育政策研究所教育課程の推進校としてとしてESDのさらなる発信を行った。
来年度の活動計画
国立教育政策研究所教育課程(中学校ESD)2年次報告を行うにあたって、全国に発信できるような研修成果を上げる。そのために、
・六中ESDルーブリックの検証
・六中式指導過程の精査
・地域連携のさらなる発展
・SDGsカレンダーの更新
を、計画している。
なお、令和2年10月12日(月)は、研究発表会を予定している。