2018年度活動報告
本年度の活動内容
その他の関連分野
当校は、「ひまわりのようにあかるく、たのしく、げんきよく」を学校理念として、ESDをすべての人が質の高い教育の恩恵を享受できるように、持続可能な発展のために求められる原則、価値観及び行動が、あらゆる教育や学びに取り込まれるようにすることと捉え、ESDの実践を通して、共生社会実現のために、同じ社会に生きる人間として、互いを正しく理解し共に助け合い、支え合って生きていく力の育成を目標とした。具体的には、「コミュニケーションを行う力」「他者と協力する態度」「つながりを尊重する態度」を柱に、①市内学校間交流、②居住地校交流、③国内外学校間交流に係わる学習を行った。
①市内学校間交流(SDGs③)
市内学校間交流は、天の原小学校と小学部の交流、宮原中学校と中学部の交流、天の原小学校・宮原中学校・小中学部の交流、有明工業高等専門学校と高等部の交流等がある。天の原小学校と小学部の交流では、「なかよし交流」・「みんなで遊ぼう交流」の年2回の交流を行った。宮原中学校と中学部の交流では、「七夕飾り交流」・「わくわく交流」・「クリスマス交流」の年3回の交流を行った。有明高等工業専門学校と高等部の交流では、「音楽交流」・「作業交流」の年2回の交流を行った。交流校の児童生徒にとっては、障害のある子どもたちへの理解と認識を深めるとともに、自らの生き方に気づく貴重な機会となっている。
②居住地校交流(SDGs⑯)
居住地校交流では、児童生徒が居住する小中学校と交流を年1回から3回程度行った。学級活動(学級遊び等)や外国語活動、給食等で交流を深めた。
③国内外学校間交流(SDGs⑩)
国内外学校間交流では、ユスネスコスクールである新潟県見附市立見附特別支援学校と作品交流を行った。それぞれの学校の紹介と児童生徒が作成した作品を交流した。今年度はビデオレターを送ることができた。
来年度の活動計画
「ひまわりのようにあかるく、たのしく、げんきよく」を学校理念として、ESDの実践を通して、共生社会実現のために、同じ社会に生きる人間として、互いを正しく理解し共に助け合い、支え合って生きていく力の育成を目標とする。具体的には、交流及び共同学習を中心として、市内学校間交流・居住地校交流・国内外学校間交流の学校間交流とともに、地域交流を充実させる。特に国内外の学校間交流では、海外の特別支援学校との交流に挑戦する。(SDGs③⑩⑯)