2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

①目的:

地域課題や世界の諸課題を身近な問題として結び付け、社会課題の原因理解を図り、課題解決のために計画実行できる力とその行動力を育ませる。そこで、国内外の様々なフィールドワークや実践活動を展開し、これからの社会を牽引する人材育成を図る。昨年度より「地域協働事業(グローカル型)特例校」の指定を受け、さまざまな地域協働型の事業を展開。

②活動内容:

(1)岡山県高等学校ユネスコスクールネットワーク協議会の活動参加:

毎年11月、岡山県下のユネスコスクールの高等学校11校集結し、各校が行っている課題研究活動の報告を行いながら、いま高校生が何ができるかをSDGsの考え方をベースとして考える「実践交流会」を開催。この大会で高校生が多様な議論を展開することができるため、年に数回の事前学習会を11校と合同して開催し、他校の生徒と協働しながら課題を追求し合う学習会を行った。今年度はコロナ禍の影響に伴い、オンラインでの学習会・実践交流会となった。

(2)課題研究活動:

1)地域の社会課題解決に向けた活動:

→岡山東備地区で生じているさまざまな諸課題を地域住民と高校生が協議し、地域活性化に向けた活動を実施。

地域のおみやげ開発プロジェクト、商店街活性化プロジェクト、海洋資源調査など数多くの活動を展開。

2)世界の社会課題解決に向けた活動:

→カンボジア、インド、タイ、ミャンマーなど、世界で起こっている諸課題を現地に行って調査し、高校生として何ができるかを14のゼミナールに分かれて研究。各ゼミで考えた支援活動を現地に訪問し、行いながらさらなる課題点を見つけて研究を深める活動を行っている。また、研究した成果はコンテストや地域のイベント等で発表した。

【活動事例】

*カンボジア研修(8月・12月実施予定) →  今年度、コロナ禍の影響により中止した。

*ゼミナールの活動(23ゼミ)

・文化コミュニケーション多様性ゼミ、・幼児教育ゼミ、・スポーツ社会ゼミ、・ソーシャルビジネスゼミ、・法律司法 ゼミ、・社会経済システムゼミ、・政治行政ゼミ、・次世代教育探究ゼミ、・社会福祉システムデザインゼミ、・国際観光・地域観光ゼミ、・地域活性化ゼミ、・自然環境調査ゼミ、・芸術デザイン・音楽ゼミ、・建築・空間デザインゼミ、・歴史地理探究ゼミ、・物質科学探究ゼミ、・循環型社会形成ゼミ、・宇宙・地球環境ゼミ、・栄養保健ゼミ、・シュミレーション活用ゼミ、・医療・保健ゼミ、・海洋研究ゼミ、・教育(認知科学)ゼミなど開講。各ゼミ単位で、外部団体との協働プロジェクトを実施している。

*事前学習会・実践交流会(11月実施)

→岡山県下の11校のユネスコスクールとブルガリアのユネスコスクールとの協働事業

*各種コンクール・大会・地域イベントへの参加

→SGH甲子園(関西学院大学主催)、リサーチフェスタ(甲南大学主催)、SDGs未来フェスタなど多数コンテスト やイベントに出場。

 

来年度の活動計画

①昨年度の活動内容を継続・発展:

→上記の活動を来年度も継続的に実施

②地域と協働した学びの実施:

・「ソーシャル・リーダーシップキャンプ」の開催(予定)

→県内の高校生がNPOより提示される地域課題または世界の課題に対して、ともに考え・学ぶワークショップの実施。

③国内と協働した学びの展開:

・「高校生グローバル研究合同研修会」の開催(予定)

→世界を舞台に課題研究を行っている全国の高校生が集う合同研修会の開催を予定。

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