2020年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費
ESDやSDGsの学びとして「気づき・考え・行動する子」を教育目標として設定しています。教育課程を、人や自然、社会との「かかわり」や「つながり」を大切にする視点を取り入れながら作成し、グローバル化する世界において、持続可能な社会を創る個々人の価値観の育成を目指しています。
各学年において、6年間の学習のテーマを設定し取り組みました。また、6年間を通して児童の視野が身近なものから世界的に視野へ育つように系統的に行っています。
1年生 「しぜんとなかよし」
身近な自然との触れ合いを通して、その季節ならでは遊びや体験を重ね、たくさんの「すてき」を見付け発表しました。
2年生 「わたしの町はっけん」
自分たちが住む町にはまだまだ知らないことばかり、地域を探検し、人や物、素敵な風景にも出会って西田の良さを発信しました。
3年生 「自然とともにくらそう」
フィールドビンゴをきっかけに、生き物にとってより良い環境について考えました。クワガタからミミズまで、生物の多様性を踏まえて取り組んだことを発信しました。
4年生 「みんなにやさしい町づくり」
町づくりのキーワードを出し合いながら、みんなに優しい学校や町の在り方を考え、自分たちができることを見付けて行動しました。
5年生 「世界を見直して環境を考えよう」
世界の様々な環境問題の現状を把握して、原因との関係を考えます。企業の取組も調べながら、自分たちができることを探りました。
6年生 「世界に向けて羽ばたこう」
卒業生や被爆された方の話をきっかけに、多様性や相互理解の大切さに気付きながら平和に向けて自分たちにできることを発信しました。
児童が自ら取り組む環境が整えられてきており、児童が自ら取り組んだ脱炭素の取組では、全国大会において、ファイナリストに選ばれました。(令和3年1月現在)
第11回ユネスコスクール全国大会、第5分科会において子供たちが実践報告をしました。(2020年12月6日)
来年度の活動計画
今年度、コロナ禍の影響でできなかったことを中心に行い、深めていきます。
・総合的な学習の時間・国語科・図画工作科・生活科における年4回の研究授業
・ESD子供報告会(2022年2月予定:1年間の学びを発信する報告会。保護者や地域に向けて行い、ESDやSDGsの理解の浸透を図るとともに、児童の主体的な学びを促進する。)
・未来の学校(2022年2月予定:子供・教員・地域の三者がSDGsに関するポスターセッションを行い、学校づくりについて意見交流を行う。