2018年度活動報告

本年度の活動内容

（活動の概要）
本校は、「共に生き、共に学び、一人一人が輝く学校」を学校理念として、ESDを全教育活動を通して行うと捉え、ESDの実践を通して「社会適応力」「人間形成力」「行動実践力」の育成を目標とした。
具体的には、環境、交流を柱に①国際交流にかかわる学習②異年齢とかかわる活動③地域にかかわる学習を行った。
① 国際交流に係わる活動
　３～６年生は、市内にある日本語学校に通う外国の学生や地域に住む外国の方との交流を行った。３年生は自分たちの住んでいる地域のいいところをワークショップ形式で発表し、その後、交流を深めた。４年生は東京のおすすめマップをワークショップ形式で発表し、その後、交流を深めた。５年生は実際に稲を育てた経験から、世界のお米についての調べ学習を行った。交流において、自分たちの発表を基にして、日本語学校の学生の国の食文化などについても交流を深めた。そこからさらに課題を見付けて学習を進め、２月に開催される「多摩市子どもみらい会議」で発表する予定である。６年生は互いの国の文化について交流しあった。
　
② 異年齢とかかわる活動
１・２年生は地域の幼稚園児を「秋祭り」に招待して一緒に遊ぶ活動を行った。
また、５年生が来年入学する園児を学校案内したり、一緒に遊んだりする活動をした。１～６年生のたてわり班活動の年間活動計画に基づいて、遊んだり給食を一緒に食べたりしている。
　上級生が国語や総合的な学習の時間において学んだことや、宿泊行事で経験したことを下級生に伝え、下級生が手紙で感想を書くなどの交流を行っている。

③ 地域にかかわる学習
４年生は総合的な学習の時間で「地域安全マップを作ろう」の学習を行った。自分たちの町を「安全」という観点から見つめることができた。３年生は、「発見！みんなのまちのいいところ」の学習で、自分たちの足で歩き、調べたりインタビューしたりすることで改めて地域のよさを実感することができた。

来年度の活動計画

平成３１年度の活動計画
次年度も環境、交流を柱に活動していく予定である。
４月　　各学年のテーマに基づく学習計画を立案し，ＥＳＤの実践をスタートさせ
　　　　る。
５月　　　５年生は稲づくりについて山形県のJA庄内の方を招いて教えていただく。
６月　　　２年生は町探検を行う。３年生は社会科の学習の一環で学区域探検を行
　　　　　い、総合的な学習の時間に活かす。
７月　　　６年生は八ヶ岳移動教室に向けて環境について調べる。
９月　　　４年生は地域安全マップ作りに向けての学習を行う。
１０月　　６年生は移動教室で体験した林業体験から課題を見付け、調べる。
１１月　　１，２年生が幼稚園児と交流活動「秋祭り」を行う。
１１月～１２月　３～６年生が、学習したことをもとに国際交流に取り組む。
１月～２月　　　１・２年生が地域の方と昔遊びに取り組む。
２月　　　１年生が保育園の園児と交流活動に取り組む。