2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

人権, 持続可能な生産と消費, 健康

1 活動項目「人権」

活動名 人権集会

(ねらい)

・身近な人権問題について考える学習活動を通して、人権尊重の精神やその課題を理解するとともに、人権尊重に配慮した集団で生き抜く意義や目的を知り、未来を生き抜く自分を見通し、その成果を生活の中で生かそうとする。

(活動の実際)

・全校生徒が、3年生の総合的な学習の時間の人権班が演じる人権劇を見て意見交換し、人権意識を高める。例年は全校生徒と校区の惣開小学校の6年生を招いて行っていたが、今年はコロナ感染対策のため、小学生は招かず劇を撮影したDVDを送って見てもらうようにした。また、中学生も1組と2組の2グループに分かれて撮影したDVDを映像にして流し、半分の人数で意見交換を行った。

 

2 活動項目「健康」

活動名 「みんなで子育て地域の絆『命の授業』」

(ねらい)

・中学生に赤ちゃんやその母親と触れ合う機会を提供することにより、赤ちゃんがもつ周りの人たちを幸せにする力を体感してもらうとともに、命や子どもを育てていくことの大切さや喜びを学ぶ。

(活動の実際)

・中学3年生が赤ちゃんと触れ合う予定であったが、コロナ感染対策のため講演だけを行った。

3 活動項目「持続可能な生産と消費」

活動内容 ものづくり体験講座

(ねらい)

・新居浜のものづくり企業を「見る」、「聞く」、「知る」活動を通して、市域の職業に対して興味・関心を持ち、将来の職業選択について考えを深めることができる。

(活動の実際)

・1年生61名が4班に分かれ、新居浜市農協経済センター、県立新居浜病院の鹿島建設工事現場、広瀬記念館、愛媛県総合科学博物館を回り、講座を聞いたり、施設見学を行ったりした。新居浜市農協経済センターでは、組合の活動内容や取り組みを聞いた。その後、施設内の見学を行い、農業用機械を見て、機械の説明を聞いた。広瀬記念館では、施設内の見学を行い、館長の土岐さんの銅山開口から幕末の動乱期を経て閉山までの歴史を聞いた。県立新居浜病院の鹿島建設工事現場では、鹿島建設のこれまでの建造物についての解説や整備事業についての話を聞いた。その後工事現場を見学しながら工事内容や施設内の説明を聞き、質疑応答を行った。愛媛県総合科学博物館では、館内を見学し、恐竜の化石についての話を聞いたり、サイエンスショーを見たりした。その後プラネタリウムを見た。後日、新居浜ものづくりマイスターである大石工作所の渡邉健治さんから「ものづくりと施工管理」についての話を聞いた。

来年度の活動計画

活動項目 1 人権

・西中人権の日の実施(12月)

活動項目 2 健康

・「みんなで子育て地域の絆『命の授業』」(11月)

活動項目 3 持続可能な生産と消費

・ものづくり体験講座(10月)

・職場体験学習(7月)

活動項目 4 世界遺産や産業遺産等

・ふるさと学習 近代産業遺産の見学等(5月)

活動項目 5 減災・防災

・修学旅行での防災教育に関する学習(10月)