2019年度活動報告

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本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 文化多様性, 国際理解, 平和, ジェンダー平等, 福祉

  学校設定科目「Global FUKUSHI StudiesⅠ・Ⅱ・Ⅲ」(以下GFSと表記)において、SDGs・ESDの課題を中心に据えた探究学習にすべての学年で取り組んだ。3年生の授業では、昨年度のグループ別探究活動をベースに据えながら、日本福祉大学と連携した授業を実施した。専門的な研究に基づいた大学の先生方の講義をもとに更に知識を増やすとともに、他の課題と結び付けて深く考える力を育成することができた。また、教育協力NGOネットワークが主催する「世界一大きな授業2019」にも参加し、より広い視野を持って課題の認識をすることの必要性と解決策の提言を行うことの重要性を学ぶことができた。
 特別活動の分野では、昨年度に引き続き、生徒会執行部を中心とした毎月14日における熊本震災復興支援の募金活動、和太鼓部の東日本大震災復興支援演奏会の実施、保健委員会主催の防災教室の充実など、防災や復興支援に関わる取り組みが継続して行われるとともに災害支援にも目を向けることができた。部活動においても「ONE Action Plan」と名付け「部活動の中にボランティア活動を位置づけ、社会貢献力のある学校になる」ことを目標に、全校でその取り組みを更に推進した。
フィリピンのシライインスティテュート校・台湾の高雄市鼓山高級中学校との交流が深まったのも今年の大きな前進点である。日本福祉大学が主催する「World Youth Meeting」にチームを組んで出場するとともに、今年度は台湾で行われた「Asian Students Exchange Program」にも参加した。SDGsの共同課題探究、プレゼンテーションに取り組み、母国語を超えて、共通言語である英語を通して
互いの考えを発信し、意見を構築する面白さを生徒たちは学び取ることができた。
建学の精神である「人間の尊厳を大事にする」ことにつながる学びが意味するものとは何かということに常に視点においた活動を行うことを、これからも大切にしていく。

来年度の活動計画

   2019年度と同様、学校設定科目GFSでの探究学習の取り組みを更に深化させるとともに、その取り組みを核に据えながら、改めてユネスコスクールとしての本校の学びの全体像や個別の取り組みとの関わりを明確にしたMAP(計画)づくりを行う。
各教科の学びや学校行事の中にSDGsやESDの課題をどのように紐づけていくのかも重要な課題である。SDGsやESDの課題が各教科の学びを土台にして考えられ、高校生としての解決策・取り組みを提言・実行・発信する力を養う仕組みづくりを行う。
ひとつひとつの取り組みが生徒の成長や進路開拓に有意義な働きをするものとなっていくことを目指すとともに、地域社会、姉妹校のあるフィリピンを始めとする世界に向けて、自らの学びを発信し、互いの考えをもとに具体的な行動を提言し、実践する力を養う。