2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 文化多様性, 国際理解, 人権, ジェンダー平等

本校は、「サスティナブルな時代を担う人材の育成」を研究主題とし、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野※1を通して持続可能な社会を実現していくこと学習や教育活動(ESD)を目指し、中村中メソッドの開発を行った。

SDGsに関連させた教育活動は、生徒が様々な課題意識への関心を高めるための取組として、SDGsカレンダー、SDGsカリキュラム、SDGs学習カードを作成した。また、SDGs月間を設定し17の目標から選択して取組んだ。その他、特別支援学級との交流活動として、給食や授業、行事等で交流を図った。

次に2020年4月1日~2年間、練馬区教育委員会教育課題指定校、練馬区教育委員会特別支援学級研究発表校として、研究に取組んだ。2022年1月28日は2年間の研究成果として、オンデマンド方式で研究発表を行った。

(研究成果報告書(17ページ 学習指導案習(40ページ))

中村中メソッドは課題の解決につながる新たな価値観や行動の変容を視野に入れた全教育活動を関連付け、学びを強化するためにファシリテーションを開発した。生徒の体験や知識を引出し、考えを活性化させる指導方法として、授業の毎時間のねらいを問いの形で示した。リフレクション(毎時間、学びの振り返り)を行った。(現在も取組んでいる)

2年生は、2022年7月に17の目標を各グループが選択し、生徒一人1台貸与されているタブレットを使用して調べ学習を行い、実践して発表会を行った。

(17の目標を各班が選択しての発表会)

2022年7月20日には校長を講師として、東京都教育委員会が発行している人権教育プログラムを活用して教職員対象に校内研修会を実施した。特に生徒の人権と多様性をねらいとして、生徒の呼名の仕方、ジェンダー平等について知識を深めた。

2022年11月28日には、デフリンピックバドミントン銀メダリストと通訳の方をお招きし、講演会を行った。多様性を理解することをねらいとして、全校生徒が講演を聞いた。

(デフリンピック講演会 バドミントン銀メダリストより講演)

来年度の活動計画

「サスティナブルな時代を担う人材の育成」をさらに目標年、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野※1を通して持続可能な社会を実現していくこと学習や教育活動(ESD)を展開し、中村中メソッドをさらに発展させていく。具体的には、定期的に研究授業を実施し、協議を重ねていく。

SDGsに関連させた教育活動として、生徒が様々な課題意識への関心を高めるための取組として、SDGsカレンダー、SDGsカリキュラム、SDGs学習カードを作成していく。SDGs月間を設定し17の目標から選択して取組み、発表会を行う。特別支援学級との交流活動として、給食や授業、行事等で交流を図る。