2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境

本校は、「私達が今、地域の環境を守るためにできることは何か?」を活動テーマとして、活動している。

ESDを「持続可能な教育の実践」と捉え、ESDの実践を通して「自然と共生する心」を育てることを目標とした。

具体的には、「学校林で五感を使ってふれあう活動(感じる・遊ぶ・探検する・作る)」を中心に、ふるさと教育に係わる活動 生活科に係わる学習 小学校総合学習に係わる活動 中学校総合学習に係わる活動、を行った。

 

ふるさと教育に係わる活動

 昭和13年に始まり、80年余りもの長い間続けてきた学校林活動は、代々、祖父母や父母から受け継がれてきた学校林の地域財産を自分たちで守り、未来のふるさとに引き継ぐ意味で重要な活動である。地域の宝である学校林全体を、私たちは「るんるんフォレスト」と名付け、親しみを持ちながら接している。

 ②生活科に係わる教育

 五感による『感じる・遊ぶ』は、小学校1・2年生の生活科における『春をさがそう』の単元で取り組んでいる。身近な地域の野草等に直接降れ、タブレットで撮影し掲示した植えで、調べ学習・発表学習に生かしている。
 ③小学校の総合学習に係わる活動

3~6年生は、学校林に育つ樹木を調べ、きのこの実態観察やその生態を外部講師に説明してもらったり、ツリーイングという木登り体験をしたりしている。冬季にはスノートレッキングを履いて雪上歩行し、動物の生態調査等を行っている。

 

中学校の総合学習に係わる活動

中学生は、酪農地域の上流部(チャンベツ川)と漁業地域の河口部(厚岸湖・厚岸湾)を結ぶ辺寒辺牛川の自然観察・水質調査を行うことで、環境や自分たちの生活・産業のつながりについての考察と理解を深める活動をおこなった。

来年度の活動計画