| 所在地 | 〒381-1221 長野県長野市松代町東条2427 |
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| 電話番号 | 026-278-2137 |
| ホームページ | http://www.nagano-ngn.ed.jp/higashjs/ |
| 加盟年 | 2025 |
2025年度活動報告
生物多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 福祉
⑴ 生物多様性に関わる活動
3学年では例年、地域にある「オオムラサキの里」に保存活動団体から招かれ、国蝶オオムラサキの観察を行っている。12月には、3学年の活動に関心をもった2学年の児童も共に、オオムラサキの越冬幼虫の保護活動に参加した。3学年は、理科の学習でも、ナミアゲハを飼育し継続的に観察を行う等、小さな命の生態観察を行い、学びを深めた。
高学年児童や児童会では、ホタルが生息できる環境保全のための河川清掃と、「ホタル観察会」実施に向けたちらしの作成等の地域の方への発信を行った。7月4日夜には、保護者・地域の方のご協力のもと「ホタル観察会」を実施し、東条地区で約300匹の個体数を確認した。終了後は、児童会「ホタル委員会」で「ホタル地図」を作成しており、自然環境に対する児童の気づきや、次年度の活動への動機づけに繋がっている。
さらに、地域の里山再生プロジェクトを立ち上げ活動している地域の方々から森の果たす役割について学び、協働で植樹活動や手入れ作業を行った。現地で直接地域の方の思いを知り、新たな視点を得ることができた。
⑵ 人権や福祉に関わる活動
3学年では、障がい者や高齢者の福祉施設との交流を行った。また、4学年を中心に、長野市の姉妹都市クリアウォーター市の教師との交流を行う等、様々な人と関わる活動を通して人権に関する学びを広げた。11月には「なかよし月間」を設け、児童の発達段階に応じた人権尊重の心情を育むことを目的に、様々な授業や活動を実施した。
福祉に関しては、年2回、福祉教育の視点から外部講師を招き、共生についての学びを深めている。
さらに、今年度児童会のスローガンには「ハッピー東条」が掲げられ、児童会活動の一環として、通年で全校児童から「ハッピーになった(感じた)エピソード」を集め、日々全校放送で発表する活動、あいさつ活動、異学年交流の企画運営等、児童による温かい学校づくりの取組が活発に展開された。
⑶ 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等
5,6学年では、地域の歴史や文化財に詳しい方を講師に地域探訪を行って、自分の住む地域についてもっと知りたいという、新たな興味関心をもつことに繋がった。また、5学年の稲作学習では、収穫後の稲わらを使って、地域の方に教えていただきながらしめ縄作りを体験する等、文化財ばかりでなく、地域の人との関わり、繋がりをつくって、学びを広げることができた。
⑷ 国際デーに関連した取組
11月20日の「世界こどもの日」に合わせて、図書館では関連する本を紹介し、学校司書が国連や子どもの権利条約等に関して子どもたちに話した。「子どもが元気に育つために必要なものは?」の問いには、「食べ物」「しあわせ」「学校」「やさしい大人」「人を思うやさしい心」等と反応があり、自分や周りの友だちの幸せとともに、世界の友だちの幸せについて考える機会となった。
来年度の活動計画
本校は、「東条から学ぶ・東条を学ぶ身近な暮らしのSDGs」を活動テーマとして、各学年の発達段階に応じた学習問題を設定し、主体的な活動を丁寧に紡ぎ、自分ごととして問題解決に取り組んでいく児童の育成をめざす。
例えば、「手入れをしなければすぐに里山はだめになる」と述べ、国蝶オオムラサキの保全活動に取り組んでいる地域の方々から、その思いや活動の具体を学ぶこと等から、持続可能な自然環境のあり方について、具体的な行動がとれるような活動を計画していく。人・もの・こととの実体験を通した、関わりやふれあいを重視した活動の実施と、地域の専門機関との連携による評価などにより、活動内容の成果と課題が、児童自らにとっても明確になるようにしていく。児童個々の興味や関心を大切しながら、地域との関わりを深めることで、地域をよりよくしたいという思いの醸成につながった学習事例を継続させていきたい。
また、今後さらに地域社会への関わりや発信等、主体的、創造的な学びに発展させたい。
