2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)


本校は「自由と規律」「知性と創造」「参加と協力」の校是のもと、「一歩踏み出すGlobal Citizenの育成」を学校教育目標に掲げている。ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を反映した総合的な探究の時間を軸とした教育活動全体で、知識を「つみあげる力」・「つなげる力」・「つかいこなす力」、課題を「かんがえぬく力」・「やりつづける力」、他者を「おしはかる力」・「あゆみよる力」の7つの力を養い、地球上の諸課題に主体的に関わろうとする生徒の育成を目指している。

【国際デーに関する取組】
1. 8月31日「アフリカ系の人々の国際デー」にちなんで、一時帰国中のJICAナミビア事務所の企画調査員による特別講演を、希望生徒を対象に実施した。
2. 11月16日「国際寛容デー」にちなんで、人権学習の一環で1年生全生徒を対象に佛教大学副学長の原清治氏による「ネットいじめ」に関する特別講演と、2・3年生全生徒を対象に車いすバスケットボールの体験会を実施した。
3. 3月20日「国際幸福デー」にちなんで、1年生全生徒を対象に、京都市のウクライナ人語学講師とASPUnivNetオブザーバー大学である龍谷大学のウクライナ人留学生とともに、講演会とパネルディスカッションによる平和学習を行った。

【1年生の取組】
主に総合的な探究の時間において、地球上の諸課題への貢献と自己実現の両立を目指した教育を行った。
1. 核兵器をテーマに条約成立に向けた交渉を体験する模擬国連
2. 学校およびその周辺地域をより良いものにするための探究学習
3. SD、SDGsについて調べ、考える学習
4. ユネスコ主催「世界寺子屋運動リーフレット制作プロジェクト」への参加
5. 多文化共生を題材としたケーススタディと、多文化共生都市としての京都の課題を考える学習

【2年生の取組】
主に総合的な探究の時間においてESDを推進した。
1.SDGsの達成に貢献する企画書、または研究レポートの執筆を行い、10月25日に全校で探究成果発表会を行った。
2.一部講座においては、上記の参考として、「難民」「文化財」「まちづくり」や「ジェンダー」を題材にした体験学習を行った。

来年度の活動計画

【国際デーに関する取組】
4月23日「世界図書・著作権デー」、5月16日「平和に共存する国際デー」、11月16日「国際寛容デー」にちなんだ取組を実施する。

総合的な探究の時間において、地球上の諸課題への貢献と自己実現の両立を目指した教育を行う
【1年生】
1. 学校およびその周辺地域をより良いものにするための探究学習
2. SD、SDGsについて調べ、考える学習
3. ユネスコ主催「世界寺子屋運動リーフレット制作プロジェクト」への参加
4. 多文化共生を題材としたケーススタディと、多文化共生都市としての京都の課題を考える学習
5. 国際理解と国際親善を題材にした探究学習と映像づくり

【2年生】
1. 海外研修での気づきから、国際社会が抱える課題を考える活動。
2. 「自分も世界も自由になれる」をテーマに企画書、または研究レポートの執筆と、全校での探究成果発表会の実施。