2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 環境, エコパーク

本校では、ユネスコエコパークとして登録されたみなかみ町を中心に、近隣の自然について、環境教育の視点から指導計画を立案しています。総合的な学習や学校行事を通して学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究的な活動に主体的・創造的に取り組む態度を育て、みなかみ町に愛着をもてるようにすることで、この自然豊かな地で生活できることを感謝し、これからも維持していこうという気持ちをもてることをねらいとしている。

■5年生 大峰学習

谷川連峰の南側に位置する大峰山(標高1254メートル)が桃野小学校の近くにあります。この大峰方面に春と秋の2回にわたり毎年5年生が自然観察に行っています。大峰山の中腹には、本州最古とも言われる浮島湿原がある大峰沼とモリアオガエルが生息している小沼があり、県の天然記念物にも指定されています。
総合的な学習で事前学習を行い、春と秋の自然観察を通して、見たり、聞いたり、触ったり、嗅いだりしながら子どもたちはみなかみの自然環境について学んでいます。調べたことは、みなかみ町環境学習発表会で報告をします。

■6年 尾瀬学習

「夏の思い出」で有名な日本を代表する高地湿原の尾瀬国立公園に毎年6年生が行っています。令和4年度は6月17日(金)に尾瀬での現地体験を行いました。素晴らしい自然やその自然を守る活動等について学んできました。事前学習で学んだことを実際に目で見て、体で感じて、自然の大切さを改めて感じました。
尾瀬ネイチャーラーニングからの経験をもとに、これからどうしていきたいかという感想を上毛新聞に投稿し掲載されました。

来年度の活動計画

これまでと同様に、みなかみ町周辺の豊かな自然環境と地域とのつながりを大事にした活動を行っていく。

■5年生

【 6月】大峰学習(春)・・・春の大峰の自然を学ぶ。

【10月】大峰学習(秋)・・・秋の大峰の自然を学ぶ。

■6年生

【 5月】尾瀬ネイチャーラーニング(事前指導)・・・ スライドを見ながら、尾瀬について学ぶ。

【 6月】尾瀬ネイチャーラーニング(実地体験)・・・尾瀬ガイドの案内のもと、尾瀬を探索する。