2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 食育

①世界の料理について

1.調理室の企画で毎月様々な国の料理を給食で提供し、それとともにその国の紹介を行った。

7月中国 8月韓国 9月タイ 10月ニュージーランド 11月アメリカ 12月フランス 1月カンボジア 2月イタリア

食を楽しみながら文化を学ぶことで子どもだけでなく、職員や保護者の興味関心を広げることが出来た。

2.タイの保育園との交流について

9月のタイ料理の月では、タイ出身の職員にタイの文化について紹介をしてもらうと、クラスの職員や子どもたちからタイの保育園の子ども達と交流が出来ないかという声が上がり、その職員の仲介を経てZOOMを通した交流が実現した。交流会では、4歳児は事前に質問の手紙を送り、交流会では日本の遊び(折り紙やコマなど)を紹介した。子ども達の様子から「世界を通しての日本はどう見えているのか?」という疑問から日本を知ろうという活動に発展した。5歳児は、相手の子ども達が伝統舞踊を披露してくれたことがとても心に残ったようで、子ども自身から、お礼に太鼓の演奏と歌の披露をしたいという提案があり、そのことが2回目の交流にも繋がった。2回目の交流はタイの子ども達が各家庭からの参加だったことで、各保護者の前でも発表することができ、褒められたことが一人一人の励みに繋がっていた。

職員からは、子どもたちが相手の子ども達のことを考えて、主体的に活動を考えていた様子に大きな刺激を受け、ESDの楽しさを再発見することが出来たという話が合った。新しい発見が多く見つかった活動であったので、次年度も継続して活動を行っていきたい。

 

②プラスチックの削減について

調理の職員が中心となりプラスチックの削減、廃材の利用に取り組んでいる。調理室で出たビニールを再利用し、ラップ使用を最小限に減らすことでプラスチックの削減に30%成功している。

また、食品の袋やカップ、ビニールなどの廃材を活動の素材として再利用することで30%ゴミを削減することに成功している。

来年度の活動計画

①国際交流

外国の保育園や幼稚園との交流を通して、多文化理解を深める。

②日本を知る活動

世界について知る中で「世界の中の日本」について考える機会を設ける。

③世界の料理

外国の食を通し、外国の文化に親しむ。

④ワールドビジョン講師派遣事業

世界の子ども達の生活を知ることで自分たちの生活を振り返りながら、自分たちに何が出来るのかを考え実行する。

⑤プラスチックの削減への取り組み

⑥ごみの削減への取り組み