2022年度活動報告
本年度の活動内容
活動分野
環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 持続可能な生産と消費, 食育
本園はユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、持続可能な開発および持続可能なライフスタイルの育成を目標とした。
再利用について
・不可食部
調理室から出る廃材を使用した活動を昨年度に引き続き行いつつ、今年度はさらに不可食部(野菜の皮等)を用いた活動を行なった。すり鉢で擦ることで野菜の色が出てくることや、野菜の匂いに気づき活動が広がっていった。
・廃油キャンドル
クリスマスの時に、調理室から出る廃油を使った油で、ランチのテーブルを彩るキャンドルを作り飾った。色もいらなくなったクレヨンを使用し、キャンドルの作り方を家庭にも発信した。キャンドルを手作りできること、捨ててしまうものを作って綺麗なものができることに驚きと興味を感じていた。
・廃材を使った活動
調理室から出る廃材だけでなく工場から出る廃材ももらい、素材の幅が広がっている。廃材を使っての活動は、素材の感触を楽しんだり製作に使用するだけでなく、素材同士を組み合わせての音遊び等にも発展している。
来年度の活動計画
①廃材の再利用
次年度も引き続き行なっていく。身の回りでまだ使えるものはないか、新しい価値を見つけることができないか、という視点を持ち、素材に触れながら自分にできることを考えられるきっかけにしていく。
②貧困・平和
世界の子どもたちの写真を掲示していると、肌の色が違うこと、なぜ水を汲みに行っているのか、なぜ本を持って喜んでいるのか等、自分達との違いに気づき興味を持つ様子が見られた。実際の動画やお話しを通して世界の子どもに目を向け、貧困や平和について考えていく。