2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

海洋, 気候変動, 環境, 持続可能な生産と消費

本園はユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、今年度は持続可能な地球の未来の為に物を大切にする力の育成を目標とした。

植物の再生と物の再生利用について

今年度は調理室から出る大量の廃材を活動や生活の中に再利用して取り入れたり、以前は不要と処分されていた野菜の皮や根を有効活動し、リボーンベジタブルとして蘇らせながら、その成長過程を見守ったり、活動に多く取り入れた。

リボーンベジタブル

野菜(豆苗、人参、大根等)の根を水に浸して、クラスでその成長を見守り、成長した野菜を活動に取り入れた。成長過程では子ども達が色々な発見をし、その不思議さに興味も更に広がっている。

来年度も引き続き、なぜそのような取り組みを行うことが必要かを、子ども達と一緒に考えながら活動を行っていきたい。

廃材の再利用

調理室から出る廃材を遊びに取り入れた。子ども達に、なぜ新しい物ばかりを出して遊ぶのではなく、不要とされた廃材を使って遊ぶのかを分かりやすく伝えながら遊んだ。現在では、遊び事態が発展し、大きな廃材も活動に取り入れるようになっている。

また、調理室から出た大量のプラスチックの袋もごみ袋として再利用している。その中で職員にも物の再利用に対する意識が高まり、様々な物を園で再利用できないかという意見が多く聞かれるようになってきている。

来年度も引き続き、今地球で起きている現状を動画などを用いて、子ども達に伝えながら、身の回りの物の不要とされている物が再生又は再利用が可能かどうか一緒に考え、再利用できる物の数を増やしていきたい。

 

来年度の活動計画

①様々な廃材の再利用

現在地球で起きている現状を分かりやすく子ども達に伝えながら、身近な物の中から、今できることを考え行動できるようにする。

②植物の再生(リボーンベジタブル)

なぜ、そのような活動を行うのかを一緒に考えながら、植物の再生を見守っていく。

 

③国際理解(動画を使った様々な国に紹介)

お互いの違い(文化、言語等)について知る為に、様々な動画などを用いて他の国について知る機会を設ける。