2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境

①環境マーク図鑑を通して学んだこと

園内で図鑑にあるマークと同じ物を探しに出かけた。子どもとどのような所にありそうかを考え、予想したペットボトルや牛乳パックを持ってきてマークを探した。園で使用している食器にエコマークが付いており、環境に優しい物と知る。

散歩先でも図鑑を持ち歩き、落ちているゴミが何に分類されるのか調べ、見つけた物にチェックをした。園だけでなく、家族で散歩に行く際も「ゴミ袋を持ってきて」と言い、家族と一緒にゴミを拾うこともあった。

育みたい力 図鑑を通してゴミを拾うことで綺麗になること、どんなマークが付いていることに興味を持った。ゴミを分別して捨てるという流れも子どもが学べるようにしたい。

 

②枝豆の栽培で育った心

種植えをする前に、茶色い種の状態からから観察をはじめ、豆が水を含むことによって大豆のような大きさに変化することを子どもたちと発見した。芽を摘まれてしまったり、雨で枝豆が育たなかったりしたが、失敗を経験し、今まで以上にお世話をしたり、愛情を注いできた。成長を見ていく子どもたちの表情も達成感に満ち溢れていった。

そんな中「早く食べたい」と今まで言っていた子どもたちの気持ちに少しずつ変化が起こっていく。自分たちで食べたくて育てていた枝豆を誰かにも食べさせてあげたいという気持ちが生まれていた。

成長を見守り続けたことで枝豆に対しての「いとおしい」という気持ちからお友だちと「成長を喜び合うことの嬉しさ」そこから「分け合う」という気持ちへと繋がった。

育みたい力 命あるものを大切にする

種まきから始まり、その存在を知り、枝豆に対して親しみを持って関わる姿が増えた。

感謝の気持ち成長する喜び、収穫する喜びを感じその気持ちを友だち同士で共有できた経験から「分け合う」という気持ちへ繋がった。

③幼虫との出会い

世話をする中で意識したことは、子どもたちと同じ目線で、ありのままを見せるということである。例えば、虫かごの清掃を行うが、敢えて床に新聞紙を敷き、子どもたちの目の前で掃除を行った。また、虫かごを子どもの手の届かない場所に置くのではなく、できるだけ、子どもの目線、子どもの手に触れるところに設置した。子どもが幼虫をいつでも観察できるようにする、お世話を通して生き物が『生きている』ことを身近に感じるということが狙いである。

世話をする際、不思議と手でつかもうという子はおらず、子どもたちは本能的に『優しくしなきゃ』と感じたのかもしれない。

また、幼虫の葉っぱを取りに行った。保育士が葉っぱを取る様子をじっと見つつ、取った葉っぱを受け取ると「幼虫さんにあげる!」と嬉しそうににしていた。葉っぱを取って幼虫が食べて、幼虫が糞をする様子を観察することが少しずつ日課となっていった。

子どもたちが興味を持ち、幼虫も葉っぱを食べてうんちをすること、幼虫の姿が変化していくこと、結果的に生き物を子どもたちと生き物の大切さや関わり方について考えられる時間となった。

育みたい力 生き物を大切にする心を成長過程を通して育てていく。

来年度の活動計画

 

今年度は私たちが住む環境について子どもたちと考える機会を多く持つことができた。

環境マークや虫、植物など、生活に目にする身近なものだと興味を持ちやすく、活動に取り入れやすい。職員や子どもが身近にある物から活動に取り入れ、さらに深く探求できるよう、引き続きテーマを持ち育みたい力を明確にして来年度も活動していく。

具体的に

・生き物の成長から他者への思いやり、生命の尊さを感じる。

・使い捨ての物を削減し、物を大切にする。

・文化多様性について様々な国のことを知り、自分と違うことも知り、受け入れていく。