2024年度活動報告
本年度の活動内容
生物多様性, 環境, 平和, 人権, エコパーク
※みなかみ町立月夜野小学校は、みなかみ町立桃野小学校、みなかみ町立月夜野北小学校及びみなかみ町立古馬牧小学校が統合し、令和8年度に開校しました。
(旧)みなかみ町立桃野小学校

本校では、ユネスコエコパークとして登録されたみなかみ町を中心に、近隣の自然について、環境教育の視点から指導計画を立案しています。総合的な学習の時間や学校行事等を通して学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究的な学習に主体的・創造的に取り組む態度を育てるとと もに、この自然豊かな地で生活できることに感謝し、郷土みなかみを愛し、みなかみ町の財産である自然をこれからも守っていこうとする児童の育成を目指しています。
■5年生 大峰学習
谷川連峰の南側に位置する大峰山(標高1254メートル)が桃野小学校の近くにあります。大峰山の中腹には、本州最古とも言われる浮島湿原がある大峰沼とモリアオガエルが生息している小沼があり、県の天然記念物にも指定されています。みなかみネイチャーガイドの会の方に講師を依頼し事前・事後学習及び現地学習を実施しています。毎年5年生が春(6月21日)と秋(10月17日)の2回、大峰山(大峰沼、古沼)に行き環境学習を行っています。また、大峰学習で学んだことを、みなかみ町環境学習発表会やホームページで発信しています。
■6年 尾瀬学習
日本を代表する高地湿原の尾瀬国立公園に毎年6年生が行っています。令和6年度は6月14日(金)に尾瀬学習を行いました。尾瀬学習に行く前に、5年の時の大峰学習を基に、尾瀬についての事前学習において、それぞれのよさや違いなどを比較し、テーマをもって尾瀬学習を行っている。現地に行き、素晴らしい自然やその自然を守る活動等について学んできました。観察し、体感し、感じたこと、学んだことをまとめ、上毛新聞に投稿しました。
(旧)みなかみ町立月夜野北小学校
2019年4月~2021年3月:チャレンジ期間、2022年4月~:キャンディデート校
本校は「ふるさとを愛し、豊かな心と確かな学力を身に付けた、心身共に健康でたくましい児童を育成する。」を学校教育目標としている。なお「ユネスコエコパーク」の中にある学校として、総合的な学習の時間を核としてユネスコスクール活動を充実させ、郷土を知り、郷土を愛する児童を育成する。特に「自然環境保全」「平和・人権教育」に視点を当て、町の魅力を発信する活動を行う。
1 「地球市民教育、平和と非暴力の文化」をテーマとする活動
毎年、世界人権デーに合わせて11月末から12月まで人権について力を入れて取り組んでいる。今年度は11月29日(金)~12月6日(金)を人権週間とし、全校で取り組んだ。また、11月は人権の歌として「一人の手」を朝の歌として毎日歌い、お昼の放送でも流していた。
①11月29日:人権教室
人権擁護委員の方に人権教育に関する授業を行っていただいた。
前半…「人権」について、一人一人の命、幸せに生きる権利についての授業。
後半…絵本の読み聞かせやお話のDVD視聴をして、お話の振り返りをした。
(1~3年生:「ええところ」、4~6年生:「しらんぷり」)
最後に、人権の歌「一人の手」の手話を教えてもらい、手話で歌った。
全員が感想を書いて、後日「人権作文発表会」で学年の代表が発表をした。

②12月2日:校長の人権講話
「一人一人が生まれながら持っている、幸せに生きる権利」について分かりやすく話した。「自分」だけではなく、「みんな」が幸せでなくてはならないということ、人権教室で1~3年に読み聞かせをしてもらった絵本「ええところ」を全校児童に校長が読み聞かせをした。
③道徳の時間に人権に関わる項目で各クラス授業を行った。
(2-(2)思いやり・親切 2-(3)友情 3-(2)生命尊重)
④人権標語作り
全児童が人権に関する標語を作成した。人権標語コーナーを1階廊下に作り、全て掲示した。また、世界人権デーに合わせて12月10日からの3日間、全児童の標語をお昼の放送で紹介した。
⑤12月4日:ハッピースマイル集会
みんなが幸せで笑顔になれるように、児童会の本部委員会を中心に活動した。家族からの「輝きの手紙」を読んだり、「さっちゃんのまほうのて」の読み聞かせを行ったりして「思いやり」と「愛情」について全校児童で考えた。また、ハート型の紙を配り、「周りの人にされてうれしかったこと」を書いて「ハッピースマイルの木」に貼ってもらうように呼びかけた。

⑥12月6日:人権作文発表会
各学年の代表児童が人権教室の感想文を発表した。
発表後は、異学年の縦割り4~5人の小グループで感想を交流したり、「いいところ見つけ」をしたりして、お互いを認め合う活動ができた。
2 「持続可能な開発と持続可能なライフスタイル」をテーマとする活動
総合的な学習の時間を核として、「みなかみユネスコパーク」について学び、SDGsについて具体的に理解させた。また、自分たちが住んでいる地域についての自然や歴史を知ることで、郷土を愛する心と郷土のために自分たちの生活を見直そうとする気持ちを育んだ。
①3・4年生「ひみつをさぐろう!四ヶ村用水」
地域の先人が苦労をして開発した四ヶ村用水について、見学をしたり、調べたり、インタビューしたりして自ら設定した課題を解決し、まとめ発表した。劇やプレゼンで他校や地域に向けて発表をした。
②5・6年生「米作りにチャレンジ」
地域の方の米作りの達人にお世話に、米作りの体験活動をしながら、自ら設定した課題を解決してまとめた。保護者や達人を招き収穫感謝祭を行い、まとめたことを発表した。

(旧)みなかみ町立古馬牧小学校
本校は、目指す学校像を「希望・感動・笑顔がいっぱいの古馬牧小学校」として、高い知性と豊かな心情、たくましい意志と創造力をもち、心身ともに健康で自分をひらいていく児童を育成している。そして、ユネスコが教育を通じてSDGsを推進し、持続可能な社会の創り手を育てる役割を果たしていることから、1月に児童を対象としたSDGsに関する講演会を実施し、SDGsが国連で採択された経緯や目標について理解する機会を設けた。
本年度は、SDGsの「10.人や国の不平等をなくそう」「11.住み続けられるまちづくりを」、「15.陸の豊かさを守ろう」を三つの柱に「郷土愛を育む活動の充実」「自他を大切にし、よりよく生きようとする児童の育成」を重点として教育活動を実施してきた。
◎郷土愛を育む活動の充実・・・「11.住み続けられるまちづくりを」、「15.陸の豊かさを守ろう」
学校行事や総合的な学習の時間において、地域の人・もの・ことのつながりを生かし、①地域のよさを知る活動、②地域の人から学ぶ活動、③自然を守る活動、④他の地域と比較し郷土のよさを再確認する活動を実施した。
<①地域のよさを知る活動「11.住み続けられるまちづくりを」>
○3年生 谷川岳登山一ノ倉沢コース【学校行事・総合的な学習の時間】(6月)
○4年生 谷川岳登山天神平散策コース【学校行事・総合的な学習の時間】(6月)
○5年生 みなかみ体験学習【学級活動・総合的な学習の時間】(7月)
<②地域の人から学ぶ活動「11.住み続けられるまちづくりを」>
○1年生 昔の遊び体験(けん玉、お手玉、独楽回しなど)【生活科】(9月)
○2年生 お年寄りと交流(輪投げ)【生活科】(9月)
○3年生 縄ない体験活動【総合的な学習の時間】(10月)
○4年生 高齢者体験【総合的な学習の時間】(1月)
○5年生 米づくり【総合的な学習の時間】(4~12月)
○全校児童 キャリア講話【朝行事】(10月~12月)
<③自然を守る活動「15.陸の豊かさを守ろう」>
○4年生 ホタル学習【総合的な学習の時間】(5~7月)
○4年生 みなかみ町環境学習発表会での発表【総合的な学習の時間】(2月)
<④他の地域と比較し郷土のよさを再確認する活動「11.住み続けられるまちづくりを」>
○6年生 尾瀬ネイチャーラーニング【学校行事・総合的な学習の時間】(6月)
○6年生 修学旅行【学校行事】(9月)
『6年生 尾瀬ネイチャーラーニングについて』
3,4年生で谷川登山を、5年生でみなかみ体験学習を体験している6年生が、みなかみ町の取り組みと尾瀬で行われている取り組みをさまざまな面から比較することを通して、みなかみ町の自然の豊かさを再確認するとともに、この豊かな自然を持続させていくために取り組むべき課題を見つけたり発信したりしていく活動を行った。



◎自他を大切にし、よりよく生きようとする児童の育成・・・「10.人や国の不平等をなくそう」
エージェンシーを発揮した道徳科の授業づくりを中心に、課題探究型の授業実践や教育活動を通して、互いの考えを伝え合って共有したり、違いやよさを認め合ったりしながら、自他を尊重し合う活動を実施した。
○全校児童 特別の教科 道徳【授業】(4月~3月)
○全校児童 こめまき山集会【朝行事】(年6回)
・いじめ防止スローガンづくり ・ふわふわ言葉とチクチク言葉 ・ じゃんけん列車
・SOSの出し方教育 ・人権について考える
『こめまき山集会』
こめまき山集会とは、朝行事の時間に、こめまき山委員が中心となって児童主体で集会を行った。集会では、他学年の人との交流を通して、相手を尊重する気持ちを育てることを目的としたゲームや発表などが行われた。回を重ねる毎に、他学年との児童とも交流を深められ、それをきっかけに、普段の学校生活の中でも交流する姿が見られるようになった。


○全校児童 縦割班活動【朝行事】(年8回)
『縦割班活動について』
縦割班活動とは、1年生から6年生で組織される班を3つ作り、更にそれぞれ3つに分けた9つ班に分かれて行う活動。各班は1班の人数は15~20名程度、年に8回実施する。この活動では、各班の6年生が協力しながら下級生から上級生のみんなが楽しめる内容を自分たちで考え、活動計画を立てていく。そして、活動当日は、6年生が下級生をサポートしながら、始まりから終わりまで活動を円滑に行うことを目的としている。毎回、どの班も場所や内容が工夫し、みんなが楽しめる活動となっている。

来年度の活動計画
(旧)みなかみ町立桃野小学校
これまでと同様に、みなかみ町周辺の豊かな自然環境と地域とのつながりを大事にした活動を行っていく。
■5年生
【 5月】大峰学習(事前学習)・・・スライドを見ながら、大峰山の環境について学ぶ。
【 6月】大峰学習(春)・・・春の大峰の自然環境を学ぶ。
【10月】大峰学習(秋)・・・秋の大峰の自然環境を学ぶ。
【12月】大峰学習(事後学習)・・・2回の実地体験をもとに疑問に思ったこと、さらに深く学びたいことなどを講師に 質問し、環境学習発表に向けての資料をまとめる。
■6年生
【 5月】尾瀬ネイチャーラーニング(事前学習)・・・ スライドを見ながら、尾瀬について学ぶ。
【 6月】尾瀬ネイチャーラーニング(実地体験)・・・尾瀬ガイドの案内のもと、尾瀬を探索する。
(旧)みなかみ町立月夜野北小学校
1 「地球市民教育、平和と非暴力の文化」をテーマとする活動
来年度も人権週間を設け、全校で人権教育に取り組む。人権教室、人権標語作り、障害のある方やお年寄りとの交流、児童会主催「ハッピースマイル集会」等を通し、一人一人が個性をもった大切な存在であることを理解させ人権感覚を育んでいく。
2 「持続可能な開発と持続可能なライフスタイル」をテーマとする活動
①3・4年 総合的な学習「ひみつをさぐろうユネスコエコパーク」
1学期:「みなかみユネスコエコパーク」の事を知り、各自課題を決め、解決の見通しをもつ。
2学期:伝える内容と方法を考え、調べ学習をし、発表の準備をして発表練習をする。
3学期:みなかみ町の環境学習発表会で発表する。
②5・6年 総合的な学習「みなかみ町の魅力を発信しよう」
1学期:ユネスコエコパークとしてのみなかみ町の魅力を知るための体験活動「谷川エコツーリズム」や事前学習。
2学期:自分の課題を追究し、スライドや壁新聞などで全校児童に発表。
(旧)みなかみ町立古馬牧小学校
本年度の活動内容を踏まえ、地域の人・もの・ことのつながりを生かした「郷土愛を育む活動」が、より充実したものとなるように改善を図っていく。また、令和8年度に統合される3校が合同で行う活動を増やし交流の機会とすることで、互いの考えを共有したりよさを認め合ったりするなかで、自他を認め合ことができる児童を育む。
<①地域のよさを知る活動「11.住み続けられるまちづくりを」、「12.パートナーシップで目標を達成しよう」>
○本年度の活動を、令和8年度に統合される3校合同で実施予定
<③自然を守る活動「15.陸の豊かさを守ろう」>
○5年生のみなかみ体験学習を、大峰学習に変更予定
