2020年度活動報告
本年度の活動内容
減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 健康, 食育
本校では、様々な制約のある中でどのようにユネスコスクールとしての活動を展開するか模索しながら、以下の領域の活動に取り組みました。十分な活動ではなかったかもしれませんが「持続可能な教育活動」という視点で、改めて目的を思い出しながら工夫して展開を試みました。
1.領域
「環境教育」「多文化理解」「人権・平和・命の教育」「ボランティア教育」「防災教育」
2.各領域で展開した活動
(1)環境教育
①リサイクル活動(エコキャップ・プルタブ回収)
②自然体験活動 1・2年 サケ稚魚飼育・観察
3年 青葉公園の植物
4年 千歳川研究
③各学年による栽培活動
(2)多文化理解
①アイヌ文化学習 4年 アイヌの人々の衣食住に学ぶ
5年 アイヌの人々と自然との向き合い方(講師を迎えて)
6年 これまでのアイヌ文化学習のまとめ(ウポポイの活用)
②英語・外国語活動を通じた世界の文化に触れる学習 全学年
③日本の文化再発見 4年 百人一首・和太鼓に挑戦
(3)人権・平和・命の教育
①人権教室 2・4・6年
②川の安全学習 3・4・5年(プールの閉鎖により着替え場所がないことから、今年度は体育館で実施)
③8月6日 平和学習の日 全学年(テレビ放送による「全校集会」に代わる取組)
④児童会主催 「いじめ撲滅集会」(テレビ放送の活用)
➄新型コロナウイルス感染症を題材とした健康教育と人権教育 全学年
(4)ボランティア教育
①世界寺子屋運動への参加協力(書き損じはがきの収集)
②異学年交流 1・2年(身の回りのもので工夫し、コロナ対応を考慮した「遊びフェスティバル」)
*2年生が1年生のために
2・6年(ソーシャルディスタンスを考慮しながらの九九検定)
*6年生が2年生のために
(5)防災教育
①防災マップづくり 5年
(今年度は地域の防災学習の拠点「そなえ~る」の見学・体験が難しかったため、5年のみ出前授業の形で実施)
来年度の活動計画
- コロナ禍においても持続可能な「これまでの活動」をさらに実施
- 延期となっているオリンピック・パラリンピックを機に「多文化理解」「健康と運動」「他者理解」を深める学習を
- 地域の人材をさらに活用し、差別と偏見のない、「命」を大事にする教育の展開
地域に流れる「千歳川」が命と文化を育み、脈々と受け継がれてきた土地の恵みのうえに今生きていること。
それらに感謝し、それらを引き継ぐ「地域の一人」となる子どもの育成に励みます。