2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 環境, 文化多様性, 平和, 人権, 福祉

令和4年度も、新型コロナウィルス感染症のため、予定していた様々な制約がありました。しかし、そのような状況下においても、どのようにユネスコスクールとしての活動を展開していくかを模索しながら、以下の領域の活動に取り組みました。「持続可能な教育活動」という視点を大切に、これまでの学習活動を振り返るとともに改めてその目的を確かめながら工夫して試みました。

1.領域

「環境教育」「多文化理解」「人権・平和・命の教育」「ボランティア教育」

「防災教育」

2.各領域で展開した活動

(1)環境教育

①リサイクル活動(エコキャップ・プルタブ回収)

②自然体験活動  1・2年 サケ稚魚飼育・観察

3年   青葉公園の植物の観察

4年   千歳川の学習

③各学年による栽培活動

                       2年生サケ稚魚放流

(2)多文化理解

①アイヌ文化学習  3年 アイヌ民族の歌と踊り

4年 アイネ民族の歌と踊り、衣食住に学ぶ

5年 アイヌ民族と自然との向き合い方(講師を迎えて)

6年 これまでのアイヌ文化学習のまとめ

3年生 アイヌ民族の歌と踊り

 

②英語・外国語活動を通じた世界の文化に触れる学習(全学年)

③日本の文化再発見  3・4年 和太鼓に挑戦

4年 講師を招いて茶道体験

(3)人権・平和・命の教育

①人権教室   2・4・6年

②川の安全学習 全学年(水泳学習の中止により、今年度も体育館で実施)

③平和学習月間 全学年(太平洋戦争など)

④千歳市「いじめシンポジウム」への参加

⑤児童会主催「いじめ撲滅集会」(テレビ放送の活用)

⑥新型コロナウィルス感染症を題材とした健康教育と人権教育 全学年

(4)ボランティア教育

①世界寺子屋運動への参加協力(書き損じはがきの回収)

②異学年交流   1・2年

(身の回りのもので工夫し、コロナ対応を考慮した「遊びフェスティバル」)

(5)防災教育

①防災マップ作り 5年

(今年度は地域の防災学習の拠点「そなえ~る」の見学・体験)

(6)福祉学習

①福祉体験学習 5年

(手話体験、高齢者疑似体験、視覚障がい者ガイドヘルプ体験、認知症サポーター養成講座、ボッチャ体験)

5年生 手話体験

5年生 ボッチャ体験

5年生 視覚障がい者ガイドヘルプ体験

 

 

 

 

 

 

 

 

来年度の活動計画

1.コロナ禍においても持続可能な活動の工夫と継続

2.児童に身につけさせたい資質や能力

3.地域の人材をさらに活用し、差別と偏見のない、「命」を大事にする教育の展開

 

地域に流れる「千歳川」が命と文化を育み、脈々と受け継がれた土地の恵みのうえに、今生きていることに感謝し、それらを引き継ぐ「地域の一人」となる子どもの育成に励みます。