2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 健康, 食育, 貧困

本校では、様々な制約のある中でどのようにユネスコスクールとしての活動を展開するか模索しながら、以下の領域の活動に取り組みました。十分な活動ではなかったかもしれませんが「持続可能な教育活動」という視点で、改めて目的を思い出しながら工夫して展開を試みました。

1.領域

「環境教育」「多文化理解」「人権・平和・命の教育」「ボランティア教育」「防災教育」

2.各領域で展開した活動

(1)環境教育

①リサイクル活動(エコキャップ・プルタブ、書き損じはがき回収)

②自然体験活動 1・2年 サケ稚魚飼育・観察

3年 青葉公園の植物

4年 千歳川研究

③各学年による栽培活動

(2)多文化理解

①アイヌ文化学習 3年 アイヌ民族の歌と踊り

4年 アイヌ民族の衣食住に学ぶ

5年 アイヌ民族と自然との向き合い方(講師を迎えて)

6年 これまでのアイヌ文化学習のまとめ(ウポポイの活用)

②英語・外国語活動を通じた世界の文化に触れる学習  全学年

③日本の文化再発見 3年 和太鼓に挑戦

4年 講師を招いて茶道体験

(3)人権・平和・命の教育

①人権教室 2・4・6年

②川の安全学習 全学年(プールの閉鎖により、今年度も体育館で実施)

③平和学習月間 全学年 (太平洋戦争)

④児童会主催 「いじめ撲滅集会」(テレビ放送の活用)

⑤新型コロナウイルス感染症を題材とした健康教育と人権教育 全学年

(4)ボランティア教育

①世界寺子屋運動への参加協力(書き損じはがきの収集)

②異学年交流 1・2年(身の回りのもので工夫し、コロナ対応を考慮した「遊びフェスティバル」)

*2年生が1年生のために

(5)防災教育

①防災マップづくり 5年

(今年度は地域の防災学習の拠点「そなえ~る」の見学・体験)

 

(6)福祉学習

①体験学習 5

(手話体験、高齢者疑似体験、視覚障がい者ガイドヘルプ体験、認知症サポーター養成講座、ボッチャ体験)

 

来年度の活動計画

  1. コロナ禍においても持続可能な「これまでの活動」をさらに実施
  2. 開催されたオリンピック・パラリンピックを機に「多文化理解」「健康と運動」「他者理解」を深める学習
  3. 地域の人材をさらに活用し、差別と偏見のない、「命」を大事にする教育の展開

 

地域に流れる「千歳川」が命と文化を育み、脈々と受け継がれてきた土地の恵みのうえに今生きていることに感謝し、それらを引き継ぐ「地域の一人」となる子どもの育成に励みます。