2020年度活動報告

本年度の活動内容

新型コロナウイルス感染拡大のため，当初予定した活動は全くできない状況であったが，社会貢献活動の一環として2社よりお誘いを受け，活動できる学年が活動できる内容について取り組んだ。ひとつは「令和2（2020）年度 SDGs達成の担い手育成（ESD）推進事業」で，6年生児童皆で1つの「SDGs人生ゲーム」を作り上げなどして，SDGsに資する考えや行動を身につけると共に、一緒に遊ぶ家族や友人にSDGsを波及できるよう取り組んだ。もう一つは，校庭の樹木に関心をもち，身近な自然環境を理解することを通して，植物や自然に親しみ，積極的に自然環境を守ろうとする姿勢を児童に育成することを目標に，校庭の樹木のプレート作りと樹木を身近に感じる取組を全学年で行った。

来年度の活動計画

2021年度は、2020年度にできなかったコミュニティ・スクールの推進を基盤とした小中一貫教育の一層の充実を図ることを目標に、本年度の取組のキーワードである「つながり」を中心に据えた学習の継続と発展を目指す。具体的には、児童の発達段階を考慮し、低学年は体験的な活動をとおして「身近な地域の理解」を進め、中学年からの「地域の文化の理解」へとつなげる。さらに高学年では「地域の歴史の理解」につなげ、学習を深めて中学校の学習へとつなげていく。また、地域の資源や人材を活用しながら、教科横断的な学習を展開していく。こうした活動により、自分の住む美土里地区、及び藤岡市に対して誇りと愛情をもち、未来を切り拓く力をもった児童を育てたい。