本年度の活動内容
減災・防災, 国際理解, 平和, 人権
馬込東中のESD(持続可能な開発のための教育)
①環境教育 アルミ缶回収運動 ← 全校生徒によるリサイクル活動
地域清掃 ← ボランティア部をはじめとする生徒による校外の清掃
②防災教育 学校防災拠点訓練 ← 地域と一体となった防災活動
③人権教育 外部講師を招聘しての講話 ← 人権週間、生命尊重週間に合わせて実施
①環境教育…アルミ缶回収運動
本校のアルミ缶回収運動は、平成4年(1992年)から続く生徒会主催の伝統的なボランティア活動である。その精神が先輩から後輩へと生徒の手で受け継がれ、今年で30年となりました。コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年度は思うように活動ができなかったが、生徒全員がアルミ缶を持ち寄り、参加することができた。実際につぶしたり片づけたりする作業については、生徒会役員が中心となり、ボランティア生徒を募っての実施とした。軍手とビニール手袋をはめ、フェイスシールドを装着する等、感染症対策をしながらの実施は大変だったが、生徒一人一人が「いまできること」を真剣に考え、取り組むことができる時間となった。回収したアルミ缶は換金し、各種団体に寄付・募金をしている。長い年月に渡り、引き継がれてきた環境美化・リサイクル活動による地域啓発と、その実践を通した地域貢献という意義をもつ活動で、持続可能な社会をつくる担い手を育成する活動である。
②防災教育…地域防災活動
町会・自治会と全校生徒が協働して行う訓練を実施予定であった。感染症予防のため、計画のみで終わってしまった。また、第一学年は防災についての授業を通じて防災標語を作成した。
③人権教育 … いのちの講演会
2021年11月26日に講師の先生をお招きし、全校生徒に向け実施した。感染症対策として、別室からの配信による実施であったが、活発に質問なども出て、いのち、生きること、人権について深く考えることができた。
来年度の活動計画
1 環境美化教育の推進
アルミ缶回収運動をさらに活性化させるとともに、換金後のことも含めて生徒たち自身がもっと考え、積極的に取り組む活動へと結びつける。
2 ボランティアマインドの育成
ボランティア活動を経験する中で、生徒が他者に尽くす喜びを実感すること、また、そのことを通して「心の成長」を促す。
3 学校と地域の連携の促進
地域行事に積極的に参加し、地域を愛し、地域の一員としての誇りと責任感を育てる。