2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 国際理解

【今年度の活動内容】

本校においては、1年生「調べる(計画)」、2年生「深める(実行)」、3年生「広げる(深化)」という、3か年の流れを作り、学年ごとに取り組みを行っている。今年度は、「We can make the future ~自分たちで切り拓く未来~」を活動テーマとして、各学年で取り組みを行い、さらには生徒会執行部を中心に委員会活動でもSDGs達成に向けての取り組みを行っている。また、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野の学びを通して、グローバルな視野に立ち、持続可能なライフスタイルの構築に向け、主体的に行動するための態度や能力の育成を目標としている。

◇1年生「調べる(計画)」
1年生では、SDGsとは何か、なぜ17の目標が設定されているのか、世界や日本の現状はどうなっているのか、今SDGs達成に向けてどんな活動が実践されているのかなど、様々な視点から世界や日本のことについて調べ、その情報を共有する活動を行った。その活動を通してSDGs達成に向けて取り組む必要性を考え、次年度からの本格的な活動に向けた下準備を行った。

◇2年生「深める(実行)」
今年度、2年生では前年度の学びから「環境」をテーマに、自分たちにできることは何かを考え、以下の3つの活動を行った。
①キレイキレイ大作戦:地域の環境センターの協力のもと、火ばさみとゴミ袋を全員
に配布し、校区内のごみ拾いを2回行った。活動の際には、
落ちているゴミを事前予想し、その項目でビンゴラリーを作
成したり、体積や重量でランキングを付けたりと、楽しんで
活動できるよう工夫をした。

②環境首都検定の受検:北九州市が実施している環境首都検定を全員が受検し、
環境問題や対策に対する知識を身に付けた。

③古紙再利用の取組:EPSONが行う「カミクル」の活動を活用し、古紙回収を行い
学年行事のしおりを、再生紙で作成した。

◇3年生「広げる(深化)」
3年生では、2年次の取組をさらに実生活に活かし、SDGsの視点に立った持続可能なライフスタイルの構築に向け、活動を継続した。
①ごみゼロ運動:ゴミ箱のサイズを小さくし、さらに毎週計量しクラスマッチ形式で
評価することにより、全体のごみ量を減らす活動を継続した。

②不要となったTシャツを用いたエコバッグの制作

来年度の活動計画

【活動計画】

2023(令和4)年度では、SDGs実行委員を生徒会外郭組織として新たに編成しなおし、現在の1年生「調べる(計画)」、2年生「深める(実行)」、3年生「広げる(深化)」という、3か年の流れを基軸に、学校全体でも古紙再利用を進めていけるよう、その活動方針を検討している。さらに、生徒会専門委員会でもSDGsの視点を取り入れた活動を、継続して行っていく予定である。