2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解, 福祉, 貧困

本校は、平成26年度にユネスコスクールに認定された。ユネスコの理想を実現するために、平成27年度から、児童自身が身近なものから課題を見付けて解決していこうとする意識をもてるように、ESD委員会を立ち上げ、様々な取り組みを実施してきた。具体的には、未来像を予測して計画を立てる力、他者と協働する態度、つながりを尊重する態度を育むことを柱とし、①国際理解に関わる活動、②貧困に関わる活動、③地域ボランティアに関わる活動を行った。

①国際理解に関わる活動
ユニクロが行っている、難民へ衣服を送る活動「届けよう 服のチカラプロジェクト」の主旨に賛同し、衣服の回収を行った。

②貧困に関わる活動
1年間継続して、ペットボトルキャップの回収を行った。キャップのリサイクルで、世界の子どもたちがワクチン接種を受けられることを知り、毎週回収活動を行った。その他にも、書き損じはがきを回収する世界寺子屋運動も行った。

③地域ボランティアに関わる活動
人や地域と自分のつながりに関心をもたせ、それらを尊重できる児童の育成を目指し、ESDパスポートを活用した児童の自主的なボランティア活動を推奨した。成田ユネスコ協会、NPO法人「住まい・まち研究会」(グループリビング「ももとせ」)、コミュニティーセンター「もりんぴあ」、グループホーム「きらら」に協力を依頼し、ボランティアの場を提供していただいた。
③については、今年度は様々な制約があり、十分な活動ができなかった。
を依頼し、ボランティアの場を提供していただいた

来年度の活動計画

本校は創立16年目で、比較的新しい学校である。施設の面でも「絶対にこれがほしい」というものが少ない環境にある。その恵まれた環境の中で、世界や地域の問題を自らの問題としてとらえさせることは、とても大切なことだと考えている。その課題解決のために自分たちにもできることがあることに気付き、実行していけるようにしていきたい。
・ユネスコスクールであることを全校児童に周知する。
・校内の笑顔を増やすため、各委員会で活動する。
・ESDパスポート事業を継続していく。
・校内の家庭科や総合的な学習の時間を充実させて、よりよい生活を自他及び地球規模で考えられる知識及び技能の習得を目指す。