2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 人権, ジェンダー平等, 福祉

今年度は福祉教育・食育・人権教育を柱に、①福祉体験活動、②食育に関わる教育、③人権に関わる学習を行った。

①宮城点訳奉仕会点訳グループより講師を招き、点字学習、視覚障害者体験・聴覚障害者体験学習を通して、様々な障害を持つ方々がどのような生活を送っているのか、どんな不自由さを抱えているのかを学んだ。この学習を通して、思いやりや助け合いの心を育むとともに、子供たち自身が地域のバリアフリーや取り組めることについて考えられるようになった。

②3・4年「おやつのとり方を考えよう」、6年「バランスのよい食事を考えよう」

市内栄養教諭を講師として招き指導を受けた。3・4年生は、子供たちが日ごろよく口にするおやつや飲み物を例に挙げ、糖分や油分や塩分の実際の量を確認することで、おやつの食べ過ぎに注意することやご飯をしっかり食べることの大切さに気付くことができた。6年生は、体をつくる今の時期に必要な栄養素は何かを、カロリー摂取量を目安に毎日食べるとよい食品を例にとり、バランスのよい食事について考えた。グループワークも取り入れ、これからとるべきバランスのよい食事について主体的に考えることができた。

③市内人権擁護委員を講師に、民生児童委員も招き、3・4年生を対象に「いじめ防止のために守ること」を学習した。映像を見て登場人物の行動から自分事として考え、いじめにあわないために、いじめを目撃したら、いじめにあってしまったら自分はどのように行動すればよいのかをフリートークした。中でも「告げる勇気」「立ち向かう勇気」「逃げる勇気」が大切だと共通理解できた。

 

 

 

来年度の活動計画

今年度と同様に、主に3つの活動を中心に計画している。

  • 福祉に関わる活動 社会福祉協議会、NPO団体活動からの支援をいただき、総合的な学習の時間の一環として、高学年を対象とした福祉体験活動を予定している。
  • 食育に関わる学習 市内栄養教諭を講師に、食育に関わる学習を行う。対象学年は低学年と高学年を予定している。
  • 人権に関わる学習 人権擁護委員を講師に、いじめ防止について、ジェンダーについての学習を行う。対象学年は低学年と中学年を予定している。新型ウィルス感染防止対策のために中断していた、全学年対象とする緑化体験活動も再開する。

*EM菌培養作業に関わる活動も再開のよてい。(H31まで実施し、令和4年度以降実施予定)