2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

平和, 人権, 健康

世界的な新型コロナウィルス感染拡大の影響により、KISは2月28日に急遽2019年度修了式を実施し、生徒と教職員の安全を第一に考え、春休みを前倒しにしました。また2020年度も1学期中はオンライン授業を完全実施し、9月28日からは対面授業(時差登校)とオンライン授業を混在させた形式で授業を行っています。オンライン授業が長かったため、今年度はユネスコ委員会の活動を十分に行えませんでしたが、2020年度のユネスコ委員会は「身の回りだけでなく、視野を広げて世界の問題にも目を向けること・自分の意見を持ち、行動・発言すること」を目的に活動しています。そして、「コロナ禍だからできないと諦めるのではなく、コロナ禍だからこそできること」を模索し、活動を行いました。

〇 オンライン交流会

閉塞感が高まる中、みんなと繋がり、コロナ渦の状況を話し合い、共に考えていく端緒となる活動になることを目指し、西南女学院中学校・高等学校(北九州)、神奈川学園中学・高等学校(神奈川)、湘南学園中学校高等学校(神奈川)、立命館宇治中学校・高等学校(京都)、KISの5校(合計生徒42名・教員7名)が参加した10代によるオンライン交流会です。各国のオンライン授業について、休校中の学習の現状と社会的な課題、コロナによって困った人たち、コロナと生存権などのテーマを定め、各校混在したチーム別にオンラインで意見交換をしながら、調査し、結果をPPTにまとめ発表しました。

 

〇 プルタブ・ペットボトルキャップ回収・寄附

車椅子作りの助けになるように約2年間集めてきたプルタブは一般社団法人環公害防止連絡協議会様に寄附させて頂きました。また、ダンボール箱約4個分にもなったペットボトルキャップは認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会様に寄附させて頂き、アフリカの子どもたちにワクチンを送りました。

来年度の活動計画

来年度は今年度コロナ禍で活動がほとんどできなかったので、コロナの状況を見ながら、できることを考え、活動をしていきたいです。