2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, その他の関連分野

本校は「進取の精神と豊かな人間性を身につけ、国際化・情報化社会で活躍できる心身ともに健康な人間を育成する。」という教育目標のもと、様々な活動を行っている。グローカルな視点をもって生徒自身が課題設定し探究する活動や、国際理解に関わる活動、ボランティアに関する活動などがあり、具体的には下記の4つがあげられる。

1 探究に係わる活動
・本校では各自が自分の興味関心とSDGsや進路希望を関連させた課題を設定し、その課題解決に向けた探究活動に取り組んでいる。
・2020年2月に、国際大学の大学生に対して、当時の1年生が自身の課題研究に関するプレゼンテーションを英語で行い、質疑応答や意見交換を英語で行った。
・2020年2月に、当時の1・2年生が、自分たちの課題研究のまとめとして、外部の方や地域の方も招待した成果発表会を行った。
・2020年4月からは、地域のイベントの企画やバイオマスレジンの企業と連携した活動、ジェンダーや飢餓問題に関する研究などに取り組んでいる。

2 国際理解に係わる教育
・英語の授業を通し、英語でディスカッション・プレゼンテーションをおこなった。批判的思考でものごとを深く考えることで世界の情勢や日本と他国との関係についても興味を持つようになった。
・姉妹校であるアメリカのエヴァンストン高等学校との交流や相互プレゼンテーションを通して、異文化を理解するだけでなく日本の文化を再認識した。

3 ユネスコ部の活動
・ユネスコの行う「世界寺子屋運動」に参加し、書き損じハガキの回収活動を行い、206枚のハガキを寄付した。
・2020年2月に海外の生徒が来校した際、英語で日本文化や学校紹介のプレゼンテーションを行った。また、日本文化に関するゲームや企画を一緒に楽しんだ。

4 ボランティアに係わる活動
・2020年2月にスキーワールドカップの会場ボランティア、レモネードスタンド、コロナウイルス感染症対策のための布マスク作成ボランティアなど多岐に渡るボランティア活動に参加した。

来年度の活動計画

・自らの興味関心や、SDGsを踏まえた上で、生徒がそれぞれに課題設定をし、その課題解決に向けて探究活動を行う中で、多角的な見方・考え方を身につけ、情報収集力、情報整理力、思考力、論理力、協働する力などを養う。
・県内や魚沼の地元企業、大学の専門家や地元自治体の協力のもと、講義や調査、フィールドワーク、グループワークを通して批判的思考力・論理的思考力・プレゼンテーション能力を養い、また結果をまとめる。
・他の高校と交流する機会をつくり、課題解決に向けた取り組みの成果発表や意見交換を行う場を設定する。また、姉妹校であるアメリカのエヴァンストン高等学校との交流を通して、様々な文化に触れ、また自文化を理解し、多様な価値観や文化的背景を学び国際理解に努める。
・様々なボランティア活動に参加する。