2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 貧困, その他の関連分野

本校は「進取の精神と豊かな人間性を身につけ、国際・情報社会で活躍できる心身ともに健康な人間を育成する。」という教育目標のもと、様々な活動を行っている。グローカルな視点をもって生徒自身が課題設定し探究する活動や、国際理解に関わる活動、ボランティアに関する活動などがあり、具体的には下記の4つがあげられる。
①探究活動
・本校では各自が自分の興味関心とSDGsや進路希望を関連させた課題を設定し、その課題解決に向けた探究活動に取り組んでいる。
・2020年4月から地元のバイオマスレジンの企業と連携し、2021年10月に米粉を使ったプラスチックを使用した、学校オリジナルスプーンを作成した。
・2021年度は地域イベントの企画・運営や、フェアトレード商品の紹介、アート作成を通した自己表現の場を作るイベントの企画、水分を使わずに使用できる石けんの開発など、1年生・2年生中心に生徒個人やグループでそれぞれ課題設定をし、外部団体とも連携しながら探究活動を行っている。
②国際理解教育
・英語の授業において、英語でディスカッション・プレゼンテーション等を行った。批判的思考でものごとを深く考えることで世界の情勢や日本と他国との関係についても興味を持つようになった。
・姉妹校であるアメリカのエヴァンストン高等学校との交流や相互プレゼンテーションをとおして、異文化を理解するだけでなく日本の文化を再認識した。
・2021年3月に国際大学の留学生に対して、当時の1年生・2年生が環境や教育、異文化理解などをテーマに英語でディスカッションを行った。
③ユネスコ部の活動
・ユネスコの行う「世界寺子屋運動」に参加し、書き損じハガキの回収活動を行った。
④ボランティア活動
・2020年12月に、新潟県で行った若者の献血参加を促す活動のためのメッセージカード作成に、30名を越える生徒が参加した。

来年度の活動計画

・自らの興味関心や、SDGsを踏まえた上で、生徒がそれぞれに課題設定をし、その課題解決に向けて探究活動を行う中で、多角的視点で物事をみつめ、深く考察する探究に係る見方・考え方を身につけ、情報収集力、情報整理力、思考力、論理力、協働する力などを養う。
・県内や魚沼の地元企業、大学の専門家や地元自治体の協力のもと、講義や調査、フィールドワーク、グループワークを通して批判的思考力・論理的思考力・プレゼンテーション能力を養い、また結果をまとめる。
・他の高校と交流する機会をつくり、課題解決に向けた取組の成果発表や意見交換を行う場を設定する。また、姉妹校であるアメリカのエヴァンストン高等学校との交流を通して、様々な文化に触れ、また自文化を理解し、多様な価値観や文化的背景を学び国際理解に努める。
・様々なボランティア活動に参加する。