| 所在地 | 〒211-0012 川崎市中原区中丸子562 |
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| 電話番号 | 044-411-2640 |
| ホームページ | https://kawasaki-edu.jp/5/tachibana-highschool-zen/ |
| 加盟年 | 2025 |
2025年度活動報告
エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)
本校では「豊かな心で社会貢献できる人材の育成」を学校経営目標の一つに掲げ、ユネスコスクールの活動を本校におけるESD推進の重要な機会と位置づけている。ユネスコスクールとしての実践を通して、ESDが掲げる三分野の実現を目指し、継続的かつ体系的な教育活動に取り組んでいる。
第一の柱は、「平和を希求する人材の育成」である。2学年普通科では、沖縄修学旅行の事前・事後学習として平和学習を実施し、戦争の歴史や平和の尊さについて理解を深めた。学習は平和という視点を起点に、地理・歴史・文化など多面的な内容へと発展し、生徒一人一人の探究心を高める契機となった。クラス内ではグループごとにテーマを設定して探究活動を行い、成果を発表・共有した。さらに、特に優れた成果については学年全体で発表の機会を設け、学年全体で学びを深めた。
第二の柱は、「持続可能な社会の構築に寄与するための教育」である。総合的な探究の時間や学校行事を通して、生徒の社会課題に対する意識を高めてきた。特に総合的な探究の時間では、生徒が自ら選択したテーマについて約2年間にわたり探究を進め、成果を発表し合っている。今年度はこうした活動が学校外にも広がり、地域との関わりの中で産官学が連携した学習プログラムを展開している。これにより、生徒が持続可能な社会の実現に向け、自ら行動を起こす姿が見られるようになっている。
第三の柱は、「異文化を理解するための学習」である。国際科では、国際協力機関や異文化施設の訪問、JICA研修員とのオンライン交流、高大連携事業として大学生による多文化共生ワークショップなどを実施し、年間を通して計画的に学びを継続している。近年は、紛争や貧困、児童労働といった課題に関心を高め、生徒同士が学習成果を年度末に発表し合うことで、主体的な行動へとつなげている。
来年度の活動計画
本校では、育てたい生徒像の一つである「自ら課題を見つけ、自分の考えを持ち、他者とのつながりの中で課題解決ができる生徒の育成」に重点を置いた教育を推進している。その一環として、海外からの訪問団を積極的に受け入れ、今後も国際交流や異文化理解を一層推進していく。
また、沖縄修学旅行に関連した学習や探究活動の充実を図り、平和を希求する意識の醸成に努めるとともに、地球環境の保全や自然を大切にする心の育成にも取り組んでいく。さらに、ユネスコスクール正式加盟校として、日本国内にとどまらず海外の加盟校とも連携を深め、ESDに関する実践や情報を共有することで、対外的な学び合いの機会を継続的に拡充していきたいと考えている。
