2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解, 平和, 人権, 貧困

本校は、普通科、理数科、英語科を併設する公立、男女共学の高等学校である。「開拓者精神(創造・挑戦・協同)を校訓とし、高い知性、豊かな情操、健康な心身とたくましく生きる力を持った人間を育成することを目標としている。

ESDを確かな学力をはぐくむ機会と捉え、ESDの実践を通して社会への興味関心やコミュニケーションの力の育成を目標とした。

具体的には、国際交流や地域交流のためのコミュニケーション能力の育成、世界や社会の問題に対する関心と知識の育成を柱に、①国際交流に係わる活動、②地域交流に係わる活動、③教育と貧困に係わる学習を行った。

①  国際交流に係わる活動

◇ケンモア高校との姉妹校交流:

オーストラリア、ブリスベンにある姉妹校、ケンモア高校との交流事業は、今年で32回目となった。1年おきに、15名ほどの生徒たちが1週間、ホームスティし、お互いの高校で授業を受ける。今年度は8名の生徒が訪問した。

◇セリトス市高校生の短期滞在受入:

各務原市の姉妹都市である、米国のセリトス市から、毎年短期滞在する高校生を受け入れている。ホームスティ先のバディと共に3日間、本校で授業を受けている。

◇県内の岐阜大学とは理数科の課題研究のアドヴァイザーとして連携し、岐阜聖徳学園大学とは英語科の訪問授業、朝日大学とは歯学部留学生との交流事業で連携している。

②   地域交流に係わる活動

◇各務原市内寺子屋事業:

年に3回、本校生徒が各務原市の「寺子屋事業」に参加し、市内の小学生に英語を教える活動を行った。

◇リスペクトクラブ:

サッカー部は 週1回、学校付近のフットサル場にて地域の小学生と、ラグビー部も、週1回、本校のグラウンドにて、地域の小学生と、ともにスポーツを行う交流を続けている。

③   教育と貧困に係わる学習

◇「世界一大きな授業」:

3年生全8クラスが、総合的な学習の時間2時間を使って、「世界一大きな授業」に参加した。1時間目はクイズ、識字率について・教育と資金、

2時間目は話し合い「本当に必要な教育援助とは?」と、首相、外務大臣に手紙を書こう、を実施した。

来年度の活動計画

・「世界一大きな授業」実施(2年生)
・オーストラリアケンモア高校より生徒訪問、交流
・アメリカ、カリフォルニア州セリトス市より生徒訪問、交流
・アメリカ、カリフォルニア州ホイットニー高校へ生徒訪問、交流
・年に3回、本校生徒が各務原市の「寺子屋事業」に参加し、市内の小学生に英語を教える活動を行う
・リスペクトクラブとして、サッカー部とラグビー部は週1回、地域の小学生と、ともにスポーツを行う交流を続ける