2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

環境, 持続可能な生産と消費

第1学年

○ サツマイモを育てよう

学級園に植えたサツマイモの世話をしたり,生長の様子を観察したりすることで,自分たちで収穫することの喜びや世話の大切さを学んだ。

第2学年

○ 開成学区を探検しよう

校外に出て学区の施設や自然などを調べ,学区の良さを見つけることができた。

第3学年

○昔の道具と人々の暮らしを調べよう

昔の道具に触れるだけでなく,昔の生活について学ぶことで,昔の人の大変さを知るとともに,便利な生活を大切にしていきたいという気持ちをもった。

第4学年

○ みんなが暮らしやすい開成学区にするための工夫を調べよう

地域の方から,会陽の話をしていただき,自分たちが住む地域の歴史や伝統行事について理解を深めた。

第5学年

○ 「発見! 開成の輝く米」

社会科の学習と関連づけながら,米作りについて学んだ。地域のボランティアティーチャーから,田の役割,米の種類や特徴,米作りで大切なことなどについて話を聞いた。

7月,ボランティアティーチャーや保護者の方と,学校田で田植えを行った。11月には稲刈り体験を行った。田植えや稲刈りを通して,昔の農法の大変さや,家族,地域の人々と協力しながら仕事をしたことに気付くことができた。また,農業機械が発達した理由についても考えたり調べたりすることにつながった。

第6学年

○ みんなの役にたつことをしよう

家庭科で,お世話になった地域のごみ拾いをすることによって,地域の方への感謝の気持ちや,地域を大切に思う気持ちをもつことができた。

 

来年度の活動計画

地域の方々が開拓し守ってきたこの開成を,持続発展可能な地域としていくためには,開成のことをよく知り,地域を愛する人を育てることが大切である。そのためにも,教科や総合的な学習の時間の目標や学習内容を,多様性・相互性・有限性・責任性・連帯性・公平性のESDの6つの視点から見直し,教科・領域をマネジメントしていく。学びを,自分やクラスの中だけで紹介するのではなく,外部への発信を,さらに進めていきたい。また,新型コロナウイルス感染症の感染防止のため,ゲストティーチャーを招くことが難しかった状態から,今後は以前のように外部の人材を活用していきたいと考えている。学習に必要な資料を事前に精査したり,ゲストティーチャーと学習の流れを確認したりすることで,深い学びにつなげていきたい。