| 所在地 | 〒891-7101 鹿児島県大島郡徳之島町亀津784 |
|---|---|
| 電話番号 | 0997-82-1850 |
| ホームページ | http://www.edu.pref.kagoshima.jp/sh/tokunoshima/ |
| 加盟年 | 2025 |
2025年度活動報告
生物多様性, 海洋, 減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 持続可能な生産と消費
本校では「総合的な探究の時間等を主としたこれまでの教育活動を深化させるとともに、「持続可能な社会の担い手を育む教育(ESD)」を推進する。」等を教育活動の核とし、ホールスクールアプローチ型の教育活動を、ユネスコスクール・ワーキンググループで検討しながら実践しています。
カリキュラムとして、全教科横断で「ESD」、「SDGs」、「世界自然遺産」、に関連した授業に取組んでいます。今年度は、北海道のユネスコスクール加盟校の北海道羅臼高等学校と姉妹校提携にかかる協定を締結しました。10月には、「世界自然遺産」の地に立地する両校の生徒間で、「世界自然遺産に登録された観光地としての課題」についてオンラインで意見交換会を実施したり、12月には、鹿児島県教育委員会の研究推進委員になっている本校の英語科教諭の「生成AIを活用した研究授業」をオンラインで羅臼高等学校の先生方が参観したりするなど交流を深めました。また、高大連携事業として、慶応義塾大学経済学部生との「島の未来」特別講義や、徳之島で研究活動を行っている京都大学の大学院生による講演会などを行いました。さらには総合的な探究の時間や各教科においてSDGsの17のゴールや世界の課題についての学習を進め、成果発表やポスター発表、ブログ報告やInstagram等を通じて、地域や社会に積極的に発信しています。
学校が所在する徳之島は、南西諸島の奄美群島の中央部にある離島で、令和3年に、「生物多様性」の重要性が認められるとともに、「完全性の条件」を満たしている事などから、奄美大島、沖縄島北部及び西表島と共に世界自然遺産に登録された。本校では、この環境を生かしたプログラムとして「環境保全学習」、「ソクラテスミーティング」、「知徳フィールドワーク」等多種の取組みを実践しています。フィールドワークの事前学習として、環境省徳之島管理官事務所の国立公園管理官による「環境に関する出前授業」を実施し、徳之島が世界自然遺産になった理由や希少な動植物について理解を深めました。また、徳之島で希少野生動植物の保護活動に取り組んでいるNPO法人や自治体と協力して島内の希少植物の保護活動を行ったり、地域の清掃ボランティア活動や徳之島ユネスコ協会の活動にボランティア協力したりするなど、実践的な取組を積極的に行っています。

北海道羅臼高等学校とのオンライン交流会

世界自然遺産地域「剥岳林道」での環境保全学習で地元ガイドによるレクチャーを受ける生徒

環境省の職員によるフィールドワークの事前学習

地域の清掃ボランティア活動で海洋ゴミを集める生徒達

希少植物の保護活動
「異文化学習及び文化の多様性と文化遺産の尊重」に沿った活動として、英語科の授業の中で外部講師とALTによる、オーストラリアの先住民族の文化や歴史について学ぶワークショップを実施し、「多文化共生」や「人権」についての理解を深めました。また、昨年に引き続き「奄美・屋久島自然体験型交流学習(鹿児島県主催)」や「NY海外語学留学事業(徳之島町主催)」に参加した生徒等の体験報告会を実施した。

オーストラリアの先住民族の文化や歴史について学ぶワークショップ
来年度の活動計画
来年度も、「異文化学習及び文化の多様性と文化遺産の尊重」に沿い、地域資源の可能性を学ぶ機会として、また、「同年代の生徒との交流による多様な視野の獲得」を目的として、北海道羅臼高等学校や、島内外で様々な活動に取り組んでいる方々との交流を更に展開することで、本校の生徒達がユネスコスクールの精神を育み、地域社会や国際社会で活躍することができる人材となるよう取り組んでいく計画です。
