所在地 | 〒920-1102 石川県金沢市二俣町さ21番地 |
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電話番号 | 076-236-1013 |
ホームページ | http://cms.kanazawa-city.ed.jp/iouzen-j/ |
加盟年 | 2018 |
2023年度活動報告
世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 持続可能な生産と消費, 食育
本校は、「郷土を愛し、心豊かでたくましく、創造的に生きる児童生徒の育成」を学校教育目標として、ESDを郷土に根ざして学ぶ機会と捉え、ESDの実践を通して郷土の伝統を学び、郷土の将来を考える力の育成を目標とした。
具体的には、①国際交流会、②金沢ふるさと学習、③伝統芸能いやさか踊り体験、④郷土学習・蕎麦打ち体験を行う。
① 国際交流会
例年、3年生を対象に国際理解教育に取り組んでいる。「人、自然、文化を通して世界とのつながりを考え発信する」をテーマに、金沢市の姉妹都市について学習する。その中から韓国を選び、国際交流員を招いて、国際交流会を行った。交流員の方からは、韓国の人口や位置、面積などの基本情報、食べ物や習慣について説明していただいた。その後、生徒が自分たちの住んでいる医王山校区について紹介した。自然や地元の祭り、店などについて説明し、交流員と相互に交流を行った。
② 金沢ふるさと学習
金沢ふるさと学習は各学年行っているが、今年度は1・2年生の活動を取り上げる。金沢の町並みや文化などを調べ、校外学習を行った。校外学習では、文化施設をまわるプランをグループで作成し、実施した。体験活動も含めて実施し、地域金沢への理解を深めた。
③ 伝統芸能いやさか踊り体験
古くから地元に伝わるいやさか踊りを体験する時間を設けている。地域の方々から踊りを学び、文化祭で披露した。
④ 郷土学習・蕎麦打ち体験
1月に、1年生を対象に蕎麦打ち体験を行った。昔、食べ物がまだ十分に手に入らなかった時代に、地元で蕎麦が多く栽培されていたという歴史がある。その伝統が引き継がれ、昔ながらの蕎麦を自分たちの手で打って食べるという体験を行っている。この活動においても地元の方の協力を得て、蕎麦の打ち方、切り方等を教えていただいている。自分で蕎麦を打つという体験は貴重であり、生徒たちは意欲的に取り組んだ。
来年度の活動計画
今年度行った内容と同様に、①国際交流会、②金沢ふるさと学習、③伝統芸能いやさか踊り体験、④郷土学習・蕎麦打ち体験を行う予定である。
金沢ふるさと学習においては、1年生は「金沢の伝統芸能、まちなみを学ぶ」、2年生は「金沢の伝統工芸、景観保全を考える」、3年生は「金沢と世界とのつながりを考え、国際社会での金沢の役割を考え、発信する」をテーマに活動していく予定である。