2020年度活動報告
本年度の活動内容
気候変動, 環境, 減災・防災, 食育
本校は、「かしこく 優しく ねばり強く」を学校教育目標にその具現化のために教育活動を推進している。ESDを持続可能な社会の創り手の児童育成のための教育活動と捉え、ESDを実践し、4つの能力と3つの態度の育成を目標としている。具体的には、「縦割り活動」(異学年集団)、「包括的な健康教育」、「環境学習」を柱に①ひばりまつり(演劇発表会)に関わる活動、②食育に関わる活動 ③4年生の「環境学習」に関わる活動を行った。本年度は新型コロナウイルス感染防止に努めながらの活動のため、活動内容、活動回数、時期などこれまでの状況と異なることが多かったが、それでも活動方法を工夫をし、実践に努めた。
①「縦割り活動」(異学年集団)<ひばりまつり> ひばりまつりでは、全校児童が210名(11月末現在)を6つのグループ分け、6年生を中心とし、演劇を発表する。準備や練習の中で、高学年の児童は、低学年の見本となることやグループ内の調和を意識して行動する。低学年の児童も模範となる上級生の立ち振る舞いを見ながら憧れを抱き、リーダーのイメージをつかんでいる。
②包括的な健康教育に係る活動(食育) 制限ある生活(給食・調理実習など)の中で「地域で培われた食文化を体験し、郷土への関心を深めると共に、食に関する指導などで、正しい食生活の啓発をする」を目標に、日本人としての食事のマナーを身に付けること又、子どもたちが将来にわたって望ましい食生活や食習慣をおくるための実践的な態度を身に付けさせることを目的して取り組んでいる。
③4年生「環境問題」に係る学習 SDGsの実現に向けて、系統的に環境問題を学習してる。児童の興味・関心のあるテーマについて調べ、パワーポイントを使い発表した。エコ絵画にも取り組み、コンクールに参加した。さらにゲストティーチャーを2組招き、環境問題についての講話をしていただき、知識や考えを広げた。まとめとして個人や集団にできることを考え、行動化する。(ゴミ拾い、節電・節水など)その他、防災マップ作りにも、市の地域防災課の職員の方にインタビューをし、フィールドワークを行い、作成した。
来年度の活動計画
まだまだコロナとの戦いは続くが、学校教育目標の具現化を目指す教育活動の中で、新学習指導要領の身につけるべき資質・能力の育成とユネスコスクールで目指す力を関連づけていくのか、どのように持続可能な教育に取り組んでいくか、年度末の話し合いを生かし、カリキュラムマネジメントを行い、教育活動を実践していく。
令和3年度の行事・活動としては、 ②須和田の丘小学部との交流及び共同学習では、お互いの教育課程を踏まえて、持続可能な共同学習として工夫改善を行っていく。 ③近隣の中学校・高校・大学、地域の方に学習や活動で支援いただく活動では、 |